少しでも涼しく!暑い日には何色の服を着ればいい?色で変わる体感温度
AI要約
夏の暑さに対処するためには、服装の色選びが重要である。国立環境研究所の実験によると、黒や深緑の服は気温が上昇しやすい一方、白や黄色、グレー、赤色の服は比較的涼しく保てる。
麻や接触冷感素材など、通気性の高い服や涼しい素材でできた服を選ぶことも重要である。暑さに負けずに快適でおしゃれな夏を過ごしたい。
暑熱リスクと色彩選択についての記事は、夏のファッションに役立つ情報が豊富に掲載されている。服装の色を工夫することで、涼しく過ごすコツを学ぶことができる。
本格的な夏が始まります。夏は楽しいことも多いですが、気をつけたいのは暑さ。ことしの夏も厳しい暑さが予想されています。毎日、少しでも涼しく過ごしたいですよね?そんなときに重要になってくるのは、服装の「色」です。
小学校の理科の授業で、黒と白の熱の吸収の実験をした人も多いのでは?夏に涼しく楽しめるファッションはどんなものでしょうか。
国立環境研究所の実験によりますと、風がほとんどない気温30℃の日中、シャツの表面温度は短時間で変わってくるということです。5分経過しても白色のシャツの表面温度が、気温とほぼ変わらなかったのに対し、黒色・深緑色のシャツは50℃を超えたようです。また、比較的気温上昇が抑えられたのは、黄色やグレー、赤色だったそうです。
その他、通気性がいいといわれている麻や、接触冷感の素材でできた服を選ぶなど、夏も暑さに負けずにオシャレを楽しみたいですね。
参考:国立環境研究所 暑熱リスクと色彩選択:「黒マスクおじさん」の本音
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/topics_blackmask.html
