冠婚葬祭のマナー、外国人「ルールたくさんありびっくり」…鹿児島市で結婚式の服装・焼香など講座

AI要約

鹿児島県国際交流協会が県内在住の外国人向けに日本の冠婚葬祭のマナー講座を開いた。

参加者は結婚式や葬式のマナーを学び、日本と出身国の文化の違いを話し合った。

外国人が日本の冠婚葬祭のマナーについて理解しやすくする取り組みが行われた。

 鹿児島県国際交流協会は13日、鹿児島市のかごしま県民交流センターで、県内在住の外国人を対象に日本の冠婚葬祭のマナーについて知ってもらう講座を開いた。

 中国や欧州などの出身者ら約20人が参加。結婚式の服装や香典の書き方などを学んだり、出身国と日本の文化の違いを話し合ったりした。葬式に参列したと想定して焼香をあげる練習なども行った。

 ドイツ出身で鹿児島市在住の参加者(30)は「ドイツと比べてルールがたくさんあり、びっくりした。結婚式にはまだ行ったことがないので、学んだことを生かして参加してみたい」と話した。

 同協会の谷口夏鈴さん(27)は「(冠婚葬祭の)マナーがわからないという悩みを持つ外国人は多い。気兼ねなく参加できるようになってほしい」と話していた。