福岡県内11日夜から再び大雨のおそれ 雨脚強まり14日までは警報級の大雨も 土砂災害や河川増水に警戒
北九州市で大雨により一斉休校が実施される
大雨の警戒が続く福岡県内で、引き続き注意が必要
九州北部地方では史上最大の雨量を観測
10日夜から11日朝にかけて福岡県北九州市では大雨となり、市立の小中学校が一斉休校となりました。
福岡県内では12日にかけて大雨の恐れがあり引き続き警戒が必要です。
活発な梅雨前線の影響で九州北部地方では10日夜から11日朝にかけて大雨となり、山口県下関市では午前1時半過ぎまでの1時間に観測史上最大となる85.5ミリの雨を記録しました。
この雨で北九州市では一時、最大で約5万5000世帯に避難指示が出されたほか、北九州市立の小学校や中学校などが一斉休校となりました。
またJR山陽線の門司ー下関間が始発から運転を見合わせている(11日午後5時20分現在)ほか、在来線にも遅れが出ました。
気象台によりますとこのあと12日夕方6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで筑後地方で120ミリ、福岡地方で100ミリなどとなっています。
11日夜から再び雨脚が強まる見込みで、引き続き土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。
さらにその後も15日までは雨の予想となっていて、気象台は少なくとも14日までは警報級の大雨となる恐れがあるとして注意を呼びかけています。