富山で今年最高気温37・4度、県内各地で猛暑日 8日未明からは土砂災害注意

AI要約

県内で高温が続き、各地で今年最高気温が観測される。

気象台は土砂災害や洪水に警戒を呼びかけ、大雨に備えるように伝える。

雨量が予想される中、地盤の緩みから少ない降水でも土砂災害の危険性が高まることに注意が必要。

富山で今年最高気温37・4度、県内各地で猛暑日 8日未明からは土砂災害注意

 7日の県内は高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がった。正午現在の最高気温は富山37・4度、魚津37度、富山市秋ケ島(富山空港)36・8度、八尾36・6度、朝日35・2度、上市34・9度と6地点で今年最高気温となった。このほかの地点では高岡(伏木)36・1度、砺波35・3度、南砺高宮35・5度、氷見34・5度となっている。

 富山地方気象台の予報によると、高気圧に緩やかに覆われるが、前線や湿った空気の影響を受けて、晴れ後曇りで夜遅くは雨となる見込み。日中の予想最高気温は富山37度、高岡36度。

 富山地方気象台は8日未明から9日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけている。

 7日から8日にかけて予想される1時間降水量は多いところで東部・西部とも40ミリ。7日午前6時から8日午前6時にかけて予想される24時間降水量は多いところで東部・西部とも30ミリ。8日午前6時から予想される24時間降水量は多いところで東部・西部とも120ミリ。

 6日までの雨や能登半島地震の影響で地盤が緩んでいるところがあるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがある。