4千万円振り込み、出金応じてもらえず詐欺気付く 芦屋の74歳会社役員が被害

AI要約

兵庫県芦屋市で会社役員の男性が約4千万円を詐欺被害に遭う事件が発生。

男性はインターネット広告を通じて「株式検討グループ」に参加し、投資詐欺にあったことが判明。

男性は銀行口座に現金を振り込んだが、従業員の指摘を受けて被害に気付き、警察に届け出た。

 3日午後6時半ごろ、兵庫県芦屋市の会社役員の男性(74)が「投資名目で約4千万円をだまし取られた」と県警芦屋署に届け出た。詐欺事件として調べている。

 同署によると、男性は6月1日、インターネットを利用中に広告をクリックし、通信アプリLINE(ライン)の「株式検討グループ」に参加。主宰者を名乗る人物から「SBIプロ」という機関投資家を紹介された。男性は投資資金として、同24日から7月3日にかけて5回にわたり、指定された四つの銀行口座に現金を振り込んだ。

 男性は自社の従業員から「詐欺ではないか」と指摘され、取引の相手方に出金を求めたが応じてもらえず、被害に気付いた。