列車内に不審物、業務妨害で八戸の男逮捕

AI要約

青森駅で停車中の列車内で不審物が見つかり、一部列車が運休する騒ぎが起こった。

無職の男が不審物を置き去り、業務妨害の疑いで逮捕された。

不審物は中身が確認されるものでなかったが、列車の運休などの影響があった。

 青森市の青森駅で6月、停車中の青い森鉄道の列車内で不審物が見つかり一部列車が運休した騒ぎで、青森署と県警捜査支援分析課、県警機動捜査隊は3日、不審物を置き去ったとして業務妨害の疑いで、八戸市長根2丁目、無職の男(48)を逮捕した。容疑を認めている。

 逮捕容疑は6月14日、青森駅に停車中だった同社の列車内の網棚に、ポリ袋に入った不審な段ボール(縦約40センチ、幅約30センチ、高さ約20センチ)を置き去り、午前9時40分ごろから午後1時20分ごろまでの間、ホームへの立ち入り規制や列車の運休など、同社職員らの業務を妨害した疑い。

 県警地域課によると、不審物が置かれたのは八戸発青森行きの下り普通列車(2両編成)。午前9時39分に青森駅に到着後、同社職員が発見した。県警機動隊の爆発物対策部隊が開封して中身を確認。同署は具体的な中身を明らかにしていないが、「不燃性の財産価値のないもの」としている。

 同社経営戦略部によると、男との間にトラブルは認知していない。