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“インター幼稚園”が名古屋で2倍に急増! 保育料自己負担ありでも人気のワケ
名古屋で急増しているインターナショナル幼稚園について調査。英語教育の需要が高まっている。
幼稚園の運動会で英語の選手宣誓が行われる光景が普通になっている。
保育料の負担が大きいが、子どもたちへの教育投資としてインター幼稚園を選ぶ家庭も増えている。
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今、名古屋で急増しているインターナショナル幼稚園。その数は7~8年で約2倍になっています。人気のワケを探りました。
6月25日、名古屋市東区で幼稚園児の運動会が行われていました。おそろいのTシャツを着て整列した子どもたちが一斉に口にするのは…。
「We will show you all we can do!」(全力を尽くすことを誓います!)
なんと英語の選手宣誓! 実はこちら、インターナショナルスクールのキンダーガーデン、いわゆる“インター幼稚園”の運動会なのです。
少子化にもかかわらず、名古屋市では今、インター幼稚園が急増中。2016年には19校でしたが、2024年は37校に。ここ7~8年で約2倍になっています。
ノーボーダーズ インターナショナルスクール 武本由貴子副社長:
「しっかりと高い英語力や、質の高い教育自体を受けたいとお考えの方が多くなってきている。我々のような“インター幼稚園”のスタイルで幼児教育を受ける方がすごく増えている」
実際、子どもをインター幼稚園に通わせる、名古屋市昭和区の伊藤さんのお宅にお邪魔しました。双子のきょうだいが1歳から「ノーボーダーズ インターナショナルスクール」に通っている伊藤家。夫婦共働きとはいえ、保育料は一人、月7万円あまりと高額です。延長保育があると10万円以上になることも。
しかし、2019年から「幼児教育・保育の無償化」がスタート。認可外保育施設であるインター幼稚園は無償とまではいきませんが、市区町村が月に3万7000円補助しています。それでも、毎月3万3000円以上は自己負担となります。
保育料の負担が大きくても、子どもたちが成長するうえで大切なところにはお金をかけたいという伊藤さん夫婦。母・侑里子さんは、子どもたちをインター幼稚園に通わせる理由を、このように話します。
母・伊藤侑里子さん(41):
「(自分は英語が)いつかできるようになるだろうと思ってて、それができなかったので、子どもに託した感じです」