保育士の男児切りつけ、鹿児島市が認定こども園に2度目の指導監査…園児のけがの記録など確認

AI要約

鹿児島市の認定こども園で保育士が男児の首を切りつけた事件で、市長が再度の指導監査を行ったことが明らかになった。

市は職員の配置や園児のけがの記録を確認し、保育士からの聞き取りも行った。

今後の対応については、監査の内容を踏まえて検討中としている。

 鹿児島市の認定こども園で男児の首付近を切りつけたとして、同園の保育士が殺人未遂の疑いで逮捕、起訴された事件で、鹿児島市の下鶴隆央市長は2日の定例記者会見で、同園に対して2度目の指導監査に入ったことを明らかにした。

 市保育幼稚園課によると、6月19日に同園に再び指導監査に入り、職員の配置状況や園児のけがの記録を確認した。前回の指導監査時に不在だった保育士からの聞き取りも実施したという。

 下鶴市長は今後の見通しについて、「監査の内容を踏まえて対応を精査中だ」と述べた。