【山口県】「いかちゃん」鼓南小に登場 児童10人の発表会に参加

AI要約

山口県周南市の鼓南小で地元特産品トラフグについての児童研究発表会が開催され、お笑い芸人いかちゃんも参加。

研究内容は地元の魚介類や自然の魅力をPRし、トラフグに関する情報を紹介。活動内容は年齢に応じて多岐にわたる。

いかちゃんは地元の海や自然の大切さを強調し、地域の協力と保護活動を後押し。

【山口県】「いかちゃん」鼓南小に登場 児童10人の発表会に参加

 山口県周南市の鼓南小(岡野謙二校長、13人)で1日、地元で自慢できることや同市の特産品であるトラフグについて調べた児童の研究発表会があり、同市出身のお笑い芸人、いかちゃん(28)が参加した。

 いかちゃんは専門学校で調理師の免許を取得後、夢だったお笑い芸人を目指して上京。現在、テレビ番組の「所さんの目がテン!」に準レギュラーで出演するなど全国で活躍している。今年4月には地元の魚介類をPRする「しゅうなんおさかな大使」を拝命した。

 この発表会は同校近くの粭島がフグはえ縄漁法発祥の地であることから、地元の魚を通じた交流の機会として開かれた。

 この日は1年から6年までの児童10人が成果を発表。1年生は模造紙に書いた絵を使って、人が優しいことや豊かな自然などの地元の良さをPR。3、4年生はトラフグの生息域や体内の毒、はえ縄漁の歴史などを説明した。5、6年生は生態系の維持や森林保護など、きれいな海を守るためにできることをモニターで発表した。

 発表会の後、いかちゃんはテレビ番組の企画で訪れた里山や自然の大切さを伝え「海や自然のことを考えているのはこの地域ならでは。皆がこの気持ちを持って大きくなってくれたらうれしい」と話した。