209人分の“架空”の旅行を申請しコロナ禍の支援金100万円余りだまし取った疑い・旅行業経営の男を逮捕

AI要約

旅行業経営者がコロナ禍での割引事業を悪用し、100万円余りをだまし取った疑いで逮捕されました。

岸田容疑者は架空の旅行を申請して支援金を受け取った疑いがかけられています。

警察は容疑者の犯行について詳しく調査しています。

209人分の“架空”の旅行を申請しコロナ禍の支援金100万円余りだまし取った疑い・旅行業経営の男を逮捕

209人分の架空の旅行を申請をし、コロナ禍で長野県が行った割引事業の支援金100万円余りをだまし取った疑いで、旅行業経営の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、上田市下之条の旅行業経営・岸田直博容疑者74歳です。

警察によりますと、岸田容疑者は2021年12月中旬、コロナ禍で県が行った地域観光緊急支援事業『信州割SPECIAL』の支援金について、209人分の旅行を架空に申請し、102万7500円をだまし取った疑いがもたれています。

緊急支援事業は、県がコロナ禍で経営が悪化した観光業者を支援しようと、2021年6月から2022年10月にかけて行われました。

旅行者に対し、宿泊代や日帰り旅行の費用が1万円以上の場合5000円が、1万円未満で5000円以上の場合には2500円が割り引かれますが、岸田容疑者は5000円を202人分、2500円を7人分架空に申請し、合計102万7500円をだまし取ったとされています。

岸田容疑者は容疑を否認しているということです。

警察が余罪や共犯者の有無について慎重に調べています。