グラスも皿も黄色一色 「黄色」の薩摩切子復元35周年記念イベント 「勤続35年の父の退職祝いを」
AI要約
鹿児島市の磯工芸館で22日から始まった「イエロージャック」は、35周年記念として黄色い薩摩切子の展示が行われているイベントです。
黄色の薩摩切子は高度な技術が必要であり、限定の冷酒杯など260点が展示されています。
来場者は父の退職祝いを買うなど、様々な目的でイベントを楽しんでいます。
鹿児島市の磯工芸館で22日から会場を黄色い薩摩切子で埋め尽くすイベント「イエロージャック」がはじまりました。
繊細なカットが施され、輝きを放つ薩摩切子のグラスや皿。しかし、普段とは違い、店内は黄色一色です。
磯工芸館で22日から始まった「イエロージャック」と題されたこのイベントは戦後、実物が残っていなかった「黄色」の薩摩切子の復元に成功して今年で35年を迎えたことを記念して開かれました。
黄色の薩摩切子はほかの色に比べて、より繊細な温度管理など高い技術が求められるとされ、会場には35周年を記念して制作された限定の冷酒杯「月」と「星」など260点が並びました。
店内では父の退職祝いを買い求める人も…。
（父の退職祝いで購入）
「父が焼酎を飲むので焼酎グラスがいいなと。父親が35年務めていたので（イベントも）35周年記念で合うなと思った。母と一緒にゆっくり飲んでほしい」
イエロージャックは23日まで開かれます。
