カープ交流戦勝ち越し 「投手陣が安定、さらに三盗など積極采配、スコアラーの研究が結実」山内泰幸

AI要約

カープは、交流戦を10勝8敗で終え、球団史上初の5球団に勝ち越しました。防御率やリリーフの活躍など、良い成績を残しました。

リードの場面でのリリーフ陣の活躍や積極的な盗塁数、しかしエラーも目立った交流戦でした。若い選手を中心にポイントを改善すべき課題も見つかりました。

カープはセ・リーグ首位をキープし、タイガースとの差を広げました。ビジターでの次戦に向けて、交流戦の勢いを維持したいと山内泰幸解説者は話しています。

カープ交流戦勝ち越し 「投手陣が安定、さらに三盗など積極采配、スコアラーの研究が結実」山内泰幸

カープです。

【野川キャスター】

カープは交流戦 10勝8敗 球団史上初の5球団に勝ち越し、貯金を2つ増やすという形で交流戦を終えましたが、山内さんいかがですか。

【TSS野球解説者 山内泰幸さん】

「勝ち越したチームではファイターズ戦以外は初戦を取っている。流れがよかった」

現状の交流戦の成績(全試合終わっていないチームあり)

カープは10勝8敗で 5位 

カープは12球団で唯一、防御率1点台と圧倒的に防御率がいいんですが、

山内さん、この結果についてどう見られますか?

【TSS野球解説者 山内泰幸さん】

「大瀬良投手が、交流戦防御率0点だったり、もちろん先発陣も素晴らしかったが、リリーフも頑張った。セーブシチュエーションの場面では、栗林投手は安定感抜群のピッチングを披露して、交流戦5セーブ、2ホールドを上げた。森浦投手も失点こそあったものの、ホークス戦では3者連続3球奪三振という素晴らしい記録を残したりとリードの場面でのリリーフ陣の活躍というのも大きかった」

また盗塁数12個も、交流戦2位と積極的な采配で点を取った試合が多くありました。

【TSS野球解説者 山内泰幸さん】

「交流戦では三盗を決め、得点に絡むシーンが多かった。非常に勇気のいる作戦だが、

まさにスコアラーの研究が実を結んだ。スコアラーと選手の伝達がうまくいってチャンスが拡大した。三盗は、相手の投手のショックが大きい。見事にはまった」

ただ、交流戦ではエラーが少し目立ちましたね。

【TSS野球解説者 山内泰幸さん】

「エラーがらみでの失点というのはもったいなかった。若い選手は特に交流戦で慣れない球場というのもあったと思うが、今後のシーズンを戦っていくうえで引き締めるべきポイントが見つかった」

そして、セ・リーグの順位

カープは現在貯金7で、セ・リーグの首位をキープしています。

【TSS野球解説者 山内泰幸さん】

「タイガースも調子よくなかった。ベイスターズ、スワローズ、カーブの3球団が頑張ったという感じ、カープにとっては非常にいい交流戦だと思う」

カープは金曜日からビジターでドラゴンズとの3連戦に臨みます。

金曜日からも、交流戦の勢いのまま頑張ってもらいたいですね。