「あらゆる努力をする」“佐渡島の金山”今年の世界遺産登録へ 情報照会から逆転登録目指す考え

AI要約

ユネスコの諮問機関イコモスが「佐渡島の金山」に関する情報照会を勧告し、花角知事は世界遺産委員会での登録に向けて努力する意向を示している。

勧告では構成資産の範囲見直しや保全措置の強化が求められており、花角知事は作業のスケジュールを検討している。

ユネスコは7月に新規登録審査を行う予定で、花角知事は委員国との情報共有を行いながら登録に向けた取り組みを進めたいと述べている。

「あらゆる努力をする」“佐渡島の金山”今年の世界遺産登録へ 情報照会から逆転登録目指す考え

「佐渡島の金山」を巡りユネスコの諮問機関イコモスが追加情報を求める「情報照会」を勧告したことについて、花角知事は7月の世界遺産委員会で登録されるよう「あらゆる努力をする」と話しました。

佐渡島の金山を巡っては6月6日ユネスコの諮問機関イコモスが4段階の評価うち上から2番目にあたる「情報照会」を勧告。

構成資産の範囲の見直しや保全措置の強化などを指摘しました。花角知事は12日の会見で勧告の内容を詳しく分析しているとした上で次のように話しました。

【花角知事】

「いつ頃までに答えをまとめ委員国にどう理解してもらうかという作業をどんなスケジュールで進めていくかを含めて検討している。あらゆる努力をしたい」

ユネスコはインドで開かれる世界遺産委員会について「佐渡島の金山」を含む新規登録の審査を7月26日から29日の間に行う予定です。