ネットで購入した覚せい剤を所持使用…元研修医の33歳男に懲役2年執行猶予5年の有罪判決「依存性は顕著だが、反省の弁と薬物依存の専門治療を受けると約束」

AI要約

長野市の元研修医が覚醒剤の使用により有罪判決を受けた。

裁判官は多量の覚せい剤所持や依存性の指摘を行いつつ、執行猶予付きの判決を下した。

被告は入院治療を受けることを決断しており、控訴の予定はない。

ネットで購入した覚せい剤を所持使用…元研修医の33歳男に懲役2年執行猶予5年の有罪判決「依存性は顕著だが、反省の弁と薬物依存の専門治療を受けると約束」

覚せい剤を使用したなどの罪に問われた長野市の元研修医の男に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

覚醒剤取締法違反の罪に問われたのは、長野市に住む元研修医の33歳の男で、今年3月中旬ごろから29日までの間、インターネットで購入した覚せい剤を所持、使用したなどとされています。

長野地裁で開かれた11日の判決公判で、坂田正史(さかた・まさし)裁判官は、「所持していた覚せい剤は実に多量で、錯乱状態にあったところを警察官に保護されるなど、依存性は顕著」などと指摘。

その一方で、本人が反省の言葉を述べ、薬物依存の専門治療を受けると約束していることなどから、懲役2年の求刑に対し、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

男の弁護士によりますと、控訴はしない見通しで、入院治療を行うとしています。