停職6か月の懲戒処分 ストーカー行為で逮捕の消防副士長 不起訴も被害女性との面会禁止に 南越消防組合

AI要約

南越消防組合の消防副士長が知人女性にストーカー行為を行い、逮捕される事件が発生。処分により停職6か月の懲戒処分を科された。

消防副士長は被害女性との面会を禁止する命令書を受け、不祥事が再発しないよう、上司も含めた関係者に戒告などの処分が下された。

南越消防組合では以前にも不祥事があり、公務員としての倫理観強化が必要とされている。

停職6か月の懲戒処分 ストーカー行為で逮捕の消防副士長 不起訴も被害女性との面会禁止に 南越消防組合

知人女性に対するストーカー規制法違反の疑いで逮捕された消防副士長について、南越消防組合は10日、被害女性との面会を禁止する命令書が出されたことなどを受け、停職6か月の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、南越消防組合中消防署の酒井一徳消防副士長(27)です。同組合などによりますと、酒井消防副士長は今年4月、拒絶されているにも関わらず、知人女性に対し直接会うよう要求する電子メールを送ったとして、ストーカーの疑いで警察に逮捕されました。

その後、不起訴処分となりましたが、被害女性との面会を禁止する命令書が出されたことなどを受けて、10日付で処分しました。また、中消防署長ら上司も戒告などの処分を受けました。

谷口佳太郎消防長は「職員が再び不祥事を起こし、信頼を大きく損ねたことを深くお詫びしたい。再発防止に向けて、公務員としての倫理観の強化などを進めたい」としています。

南越消防組合では、去年10月にも消防士が酒気帯び運転で現行犯逮捕され、懲戒免職となっています。