ヒツジは「旬の食材好き」、荒れ地のタケノコをむしゃむしゃ グルメな働き者に飼い主が期待するのは…

AI要約

大門川に面した長和町で、サフォーク種の羊たちが自然豊かな環境で育てられている。

羊たちは涼しい山あいで草を食べたり駆け回ったり、竹やぶではタケノコを食べている。

飼い主の佐藤さんはグルメな羊たちを利用し、耕作放棄地の整備を行っている。

ヒツジは「旬の食材好き」、荒れ地のタケノコをむしゃむしゃ グルメな働き者に飼い主が期待するのは…

 長和町大門を流れる大門川近くでのびのびと過ごすサフォーク種の羊たちが、高さ30センチほどに伸びたタケノコをむしゃむしゃと頬張っていた。

 飼い主の佐藤恵一さん(62)は耕作放棄地を活用しようと、町内2カ所の計約1・5ヘクタールの畑で30数頭を育てている。羊たちは涼しげな山あいで草をはんだり、駆け回ったり―。竹やぶではタケノコを見つけてかぶりついた。

 「秋冬にはリンゴやブドウのしぼりかすも餌にしている。タケノコといい、旬の食材が好きなのかも」と佐藤さん。この場所で耕作することも考えており、グルメな働き者に荒れ地整備を手伝ってもらっている。(いなづか弘樹)