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神戸・王子公園で「ナイト・ベーカリー」開始 売れ残りパンを夜間に販売
神戸のパン店から集めたパンを21時から販売する「ナイト・ベーカリー」が6月6日、阪急王子公園駅前の「王子公園ハイム」で始まる。
売れ残ったパンを回収・リパッケージして「神戸のパンの宝箱」としてポップアップやイベントで販売しているスタートアップ「Bestieat」が始める新しい事業。
プレオープンでは開店から20分で完売し、寝巻き姿の子どもや興味を持ってパンを購入する客が見られるなど人気を集めている。
![神戸・王子公園で「ナイト・ベーカリー」開始 売れ残りパンを夜間に販売](/img/article/20240604/665f24ba923d9.jpg)
神戸のパン店から集めたパンを21時から販売する「ナイト・ベーカリー」が6月6日、阪急王子公園駅前の「王子公園ハイム」(神戸市灘区水道筋6)で始まる。(神戸経済新聞)
売れ残ったパンを回収・リパッケージして「神戸のパンの宝箱」としてポップアップやイベントで販売しているスタートアップ「Bestieat」(水道筋6)が始める同事業。神戸の複数店舗のパンが1つにパッケージし、「神戸のパンの宝箱」として販売する。購入時はパンの中身は分からないが、パッケージを開けると神戸のどのパン店のパンを購入したかが分かる仕組み。当日の売れ残りのパンを利用して店の告知ができるパン店と、日中忙しく店頭でパンが購入できない客をつなぐ狙いがあるという。
プレオープンとして営業した5月30日と6月1日は両日とも開店から20分で完売。寝巻き姿の子どもと共にパンを購入する客や人だかりに興味を持ってパンを購入する客の姿が見られた。
同社代表の小菅優衣(ゆい)さんは「今回の取り組みで、これまでイベントでしか提供できなかった神戸のパンの宝箱を、より多くの方に届けることができるようになった」と話す。「仕事帰りに、風呂上がりに、明日の朝ご飯用に、神戸の魅力が詰まった宝箱をぜひ手に取ってほしい」とも。
営業は水曜・土曜の21時~22時30分。