「スマスイ」から「スマシー」に 神戸須磨シーワールドがグランドオープン

AI要約

神戸市立須磨海浜水族園の跡地に完成した「神戸須磨シーワールド」がオープン。

セレモニーでは、シャチをモチーフにした公式キャラクター「オルシー」が登場し、歓迎を受ける。

施設内ではシャチを展示する他、エデュテインメント水族館として各種プログラムを提供。

「スマスイ」から「スマシー」に 神戸須磨シーワールドがグランドオープン

「スマスイ」の愛称で親しまれてきた神戸市立須磨海浜水族園の跡地に完成した「神戸須磨シーワールド」(同市須磨区)が1日、オープンした。西日本で唯一シャチを展示し、ホテルを併設した大型レジャー施設。記念セレモニーでは、同市の久元喜造市長が「新しい神戸のランドマークとして多くの人々に愛され、神戸市民の皆さんにも親しんでいただきたい」とあいさつした。

セレモニーでは、シャチをモチーフにした公式キャラクター「オルシー」が初登場し、テープカットなどを行った。午前10時のオープン前から開園を待ちわびた人らが長蛇の列をつくった。オルシーや須磨区のマスコットキャラクター「すまぼう」が出迎えると、来園者は歓声をあげたり笑顔で手を振ったりしていた。

神戸須磨シーワールドは、生命の大切さを心と体で感じ取り、遊びながら学べるという「エデュテインメント」水族館。シャチはショーのほか、生態について学べる施設もある。イルカとの触れ合いやウミガメへの餌やりなどを体験するプログラムも用意されている。

入場料は変動制で、日時指定のチケットをオンラインで販売する。大人2900~3700円▽子供(4歳~中学生)1700~1800円▽65歳以上2300~3100円。

併設された「神戸須磨シーワールドホテル」も同日開業し、須磨海浜公園一帯のリニューアルが完了した。