効率的に部屋が片付く習慣「カレンダーメソッド」実践法

AI要約

カレンダーメソッドを使った片付けの方法についての記事。

毎日少しずつ捨てることで、ガラクタを徐々に整理していく。

片付けの習慣を身につけることで、将来の物を手放すことが容易になる。

効率的に部屋が片付く習慣「カレンダーメソッド」実践法

部屋が散らかっているとそのカオスぶりに圧倒されてしまいますが、そのうちの多くは単に捨てられるものかもしれません。

子どもが過去につくったアート作品を永遠に保管する必要が本当にあるでしょうか? ジャンクメールの山にも価値はありません。

そして、引き出しに入っているコードの多くは、実際に何に使うのかわからないかもしれません。

すべてを手放すことは簡単ではないですが、その手助けとなる方法があります。それは、カレンダーメソッドという方法です。

方法は非常にシンプルです。

月の初日に、家の片付けに取り組むことを決めます。そして、それに一カ月かけるつもりで実行しましょう。

最初は簡単にはじめます。最初の日には、捨てる(または寄付する)アイテムを1つ見つけます。

2日目には、2つ捨てるか寄付するものを見つけます。それぞれの日に1つずつアイテムを追加して、片付けの筋力を徐々に鍛えていくのです。

31日ある月には、ほぼ500個ものガラクタを手放すことになりますが、それでもペースを保つことはできます。最初の数日間は、手放すのが難しいものは避けましょう。

領収書、未使用の家電製品、期限切れの食品容器など、手放す必要のあるものはたくさんありますが、一度に一つの部屋に焦点を当て、番号順に従って進行するように心がけましょう。

ベストなやり方は、大きな手帳を入手してカレンダーとして使用することです。

手帳には、マンスリーの日付が表記されており、加えて書き込みスペースも用意されています。毎日、1日の終わりに、捨てたり寄付したりしたものをすべて書き留めます。1 日ごとに大きなページがある手帳を試してみてください。

予定より多くのガラクタを捨てたい日があったら、そうしてもOKです。ただし、少し注意する必要もあります。

月末には大量のガラクタを処分することになるため、燃え尽きないようにしましょう。このテクニックが避けようとしているのは、まさにその状況です。

しばらくこの方法を試してみて、少しペースが遅すぎると感じた場合は、より厳格で集中的なアプローチを取るほかの片付けテクニックがあります。不要なものを処分する感覚に慣れたら、それらのテクニックに切り替えることを検討してもいいでしょう。

この方法は、「あらかじめ決められた数のものを捨てる習慣」を身につけるのに役立ちます。

ですから、10代や20代になるころには、物を手放すことがずっと簡単になります。途中で進捗を見ることができ、進行の勢いをつけることができます。

一度に数百ものものを片付けるのは圧倒的な作業ですが、それを少しずつ進めることで、毎日達成感を感じられるので、持続可能です。

そして、月の終わりにまだたくさんのものが残っている場合、最初からやり直すことができます。

──2023年11月4日の記事を再編集のうえ、再掲しています。