芳根京子と百田夏菜子の“仲良し対談”が実現 「私がこの人を守らなきゃ」共に駆け抜けた10代を振り返る

AI要約

ももクロのリーダー・百田夏菜子さんと俳優の芳根京子さんによる10年の友情。映画「幕が上がる」の撮影をきっかけに出会い、共演を経て深い絆を築いた2人の軌跡。

夏菜子さんと芳根さんが10代の頃に出会い、若さと情熱が交差する時期に共に成長し、特別なつながりを持つことについての思い出。

10代の鮮やかな出会いや経験が、2人の今の関係にどのように影響を与えているのか、当時の思い出を振り返りながら語られる貴重な対談。

芳根京子と百田夏菜子の“仲良し対談”が実現 「私がこの人を守らなきゃ」共に駆け抜けた10代を振り返る

 ももクロのリーダー・百田夏菜子さんがホストとなり、月替わりのゲストとトークを繰り広げる対談連載。今号から新たにお迎えするのは、俳優の芳根京子さんです。プライベートで一緒に旅行に出かけるほど仲の良い2人。初めての出会いは、今からちょうど10年前の夏に撮影されたあの青春映画の現場でした。 AERA2024年9月16日号より。

*  *  *

百田:よろしくお願いします!

芳根:お誕生日おめでとう! 30歳の夏菜子ちゃんに会うのは今日が初めてだよ。

百田:来てくれてありがとね。私たち、結構な頻度で会ってるけどさ、昔のことって振り返ったことないでしょ?

芳根:全くないね。

百田:だから今日は改めて出会いから振り返ってみたいなと思っていて。映画「幕が上がる」(2015年公開。弱小の高校演劇部を舞台に描かれた青春群像劇で、ももクロが主演を務めた)の撮影が最初だったよね。

芳根:私、高3だったから、ちょうど10年前だ。

百田:えっ、あの時リアル学生だったってこと? いいな~。

芳根:夏菜子ちゃんはコスプレだったもんね。

百田:おいっ!(笑)。そのイジり、現場でもしてたよね。なつかし~。そうか、あーりん(佐々木彩夏)と同い年か。

芳根:うん、夏菜子ちゃんの二つ下。

百田:でも、きょんちゃんって年下な感じがまったくしないんだよなぁ。妹っぽい感じがない。すごくしっかりしてるし。

芳根:フフフ、ありがとう。

百田:10年前に「幕が上がる」で出会って、NHK朝ドラ「べっぴんさん」(16年度下半期)でまた共演して。あの時期はとにかく目まぐるしかったよね。

芳根:そうだね。やっぱり10代で出会った人って特別だと思う。

百田:わかる。10代の駆け抜け方ってあるもんね。その中で出会えた人っていう。あの頃って、仕事っていう意識はあるにはあったけど、よくわかってない部分もたくさんあったし。

芳根:へえ~、あの夏菜子ちゃんでもそうだったんだ。