SNSで「処女卒業をお手伝いします」悪質すぎる男の手口。無理やりな性行為で妊娠、勝手に動画の撮影も…男を直撃

AI要約

処女卒業サポートアカウントに利用女性からの被害報告が相次いでおり、被害者の証言からその運営者が性被害を狙う悪徳アカウントであることが浮き彫りになっている。

女性記者が運営者に取材を行った結果、38歳の男性が運営者であり、優しい口調で処女を欺き性行為を行っていたことが判明。さらに未成年淫行の過去も告白された。

被害女性が増加しており、運営者はコンドーム着用を拒否し、性病検査を怠っていた。被害者の安全を守るための対策が求められている。

SNSで「処女卒業をお手伝いします」悪質すぎる男の手口。無理やりな性行為で妊娠、勝手に動画の撮影も…男を直撃

 処女卒業を“お手伝い”するという名目で利用者を募る「処女卒業サポート」アカウント。しかし、利用女性からはレイプ被害などの被害報告も。真相を確かめるべく、アカウント運営者を直撃取材!

「なんで、あんな見ず知らずの男に処女を捧げてしまったのか。本当に後悔しています」そう嘆くのは、都内在住の会社員、Aさん(24歳)だ。男性経験のない女性に向けて「処女卒業を手助けする」と謳う、処女卒業サポートアカウント。Aさんもその利用者の一人だった。

「アイコンは若いイケメンのイラストでしたが、実際に現れたのは、50歳前後の男性。『話を聞くだけだから』とホテルに連れていかれ、その後は無理やり……」

 初めての性体験でトラウマを負ったというAさん。同じく、被害を受けたと証言する女性たちが増えている。

「SNSに処女卒で被害を受けたと投稿したら、たくさん連絡があってなかには妊娠したり、勝手に動画を撮られてSNSにアップされた女性もいました」

 うぶな女性につけ込む悪徳アカウント。一体どんな人物が運営しているのか、女性記者が実際に会ってみた。

 Xで検索すると、すぐに「優しいHで処女の卒業をサポート」と語るアカウントを発見。アイコンはスラリとしたスーツ姿の男性の写真だ。

 なんと、フォローして5分もたたずに向こうから「お悩みがあれば聞きますよ」とDMが来た。記者が返信すると、都内から2時間近くかかる北関東の駅を指定される。直接ホテルは怖いと伝えると、事前にLINEで通話をすることになった。

「自慰の経験はある? 最初だと緊張するよね」

 子どもを諭すように、優しげな声音で語りかける男性。記者がDMでやりとりをした男・Bは、電話口で38歳の個人事業主だと名乗った。

 なぜ処女卒アカウントを運営しているのか尋ねると「AVのように欲望をぶつけるのではなく、優しい性行為で処女を“サポート”したいから」などとのたまう。さらにサポートの内容を聞いていくと……。

「ゴムは異物感があるからナマのほうが絶対痛くないよね。中に出さなければ、ナマでもほとんど妊娠はしないんだよ」

 こちらが性に疎い年下の女性であることをいいことにコンドーム着用を拒否。この調子で一体どれだけの処女を騙してきたのか?

「20人くらいかな。17歳のコが相談にきたこともあって、さすがに挿入はできないから車内で途中までしてあげた」

 Bはあっさり未成年淫行の過去まで告白した。性病検査の結果を見せるように言えば、「なくした」とかわされる。

「そもそも、処女としかやってないから性病になりようがないし。安心して!」