「かじりたくなる!」“野菜のお箸”に608万人が商品化求む、“令和のワクワクさん”が作るアイデアグッズに反響

AI要約

Twitterで話題を集めた野菜スティック箸とマヨネーズ箸置き作りについての取材内容。

制作者のいしかわかずやさんの反応や他作品の紹介。

いしかわかずやさんのアイデアの源や今後の展望について。

「かじりたくなる!」“野菜のお箸”に608万人が商品化求む、“令和のワクワクさん”が作るアイデアグッズに反響

 X(旧Twitter)で「野菜チョップスティックスとマヨネーズ箸置き作りました」との投稿が話題を集めた。野菜スティックを模した箸とマヨネーズがこぼれたような箸置きというにユニークな写真は、7.3万いいね、608万件表示を記録、大きな反響を得た。制作者はアイデアクリエイターの、いしかわかずや(@issikazu20)さん。今回の作品やアイデアの源について聞いた。

――今回の投稿は7.3万いいね、608万件の表示と大きな反響がありましたね。

「『実際に販売して欲しい!』との声をたくさんいただきました。特に人気なのはきゅうりのお箸でしたね(笑)。全体の反応としては、日本の方以外にも海外での反応が多かったように思えます! 今回のモチーフは食べ物だったので、特に幅広い方々の共感を得られたように感じますね」

――「天才だ」「素敵な生分解性の箸」などコメントも多数寄せられていました。印象的だったコメントはありましたか?

「『思わずかじりたくなりますね(笑)』というコメントでした。おいしそうとのコメントは多くいただいたのですが、お腹空いてる時に、このお箸使ったら間違って食べてしまいそう…との声をいただいたので『それはダメだな』と少し反省しております(笑)」

――いしかわさんが「これは自分天才では?」と思った作品はありますか?

「今まで思いついた中で『これはすごいアイデア思いついたぞ!』となったのは、2BやHBの濃さを筆跡として鉛筆にプリントしたアイデアでした。今まで2B、HBといった表現が変わってこなかった中で、新しい表現を見つけられた! といった感覚でしたので、このアイデアを思いついた時は特に興奮しましたね。鉛筆は、筆記具の中でも試し書きができないので、見た目で濃さがわかるえんぴつということでデザインコンペの中で大変好評価をいただきました」

――YouTubeに20万人、TikTokに8万人のフォロワーをお持ちのいしかわさん。SNSで“アイデアクリエイター”として発信している思いは?

「アイデアを生み出すことの楽しさを知ってもらって、職種問わずみんなが自分でアイデアを考えるような世の中が作れたら楽しいだろうなぁ…と思いながら、その世界の実現に向けて発信活動を続けています。

 特に、僕が取り入れているアイデア発想法は、手法さえわかれば誰でもかんたんにアイデアを生み出すことができます。『え、こんなことでいいの?』と気づいてもらいながら、みんなが自分たちでアイデアを考えることを日常の中に取り入れてもらうことが、僕の思い描く“理想的な未来”です。あとは、自分のセルフブランディングの一環で続けていたりします。今目指しているのは“令和のワクワクさん”ですね(笑)」

――いしかわさんのアイデアの源はどこにありますか?

「僕は普段から『当たり前を疑うこと』を習慣にしています。一般的に、“当たり前であること”を受け入れてしまっている人が多いです。私は、そういったところにアイデアが眠っている、と思っています。ガラパゴス携帯が流行っていた時に、誰がボタンのないスマートフォンを想像できたか? という感じに近いですね。基本的に“すべてのものは不完全であり、まだまだ発展途上である”と思うことが、アイデアを生み出す上で大事な心構えだと思っています」

――今後やってみたい・挑戦してみたいことを教えてください。

「今後は、手元にあるたくさんのアイデアを商品化し、自分の雑貨ブランドを世界に発信していきたいと考えています。そのために、『みんなが欲しいと思えるアイデアを考えていくこと』、僕自身をたくさんの人に知っていただく必要があるので『アイデア商品をたくさん考えること』、『いしかわかずやという人間のブランディング』を頑張らないといけないなと感じています。ぜひ、応援よろしくお願いします!」