大学進学は「私立」と「国立」のどちらをとる? 実家暮らしの私立と一人暮らしの国立で費用の差は?

AI要約

私立大学と国立大学の特徴や学費の差額について述べられています。

私立大学は創立・運営が個人や企業によって行われる一方、国立大学は国や地方自治体が運営しています。

国立大学は学費が比較的安く、設備が充実している一方、私立大学は多様な選択肢があり自分に合った大学を見つけやすいという特徴があります。

大学進学は「私立」と「国立」のどちらをとる? 実家暮らしの私立と一人暮らしの国立で費用の差は?

大学進学を検討する際、お金の悩みはつきものです。学費に加え、家から通えない大学であれば実家を出て一人暮らしをする必要もあります。大学は私立大学と国立大学であれば国立大学のほうが学費は安いといわれますが、実際に学費の差はどれほどあるのでしょうか。

そこで本記事では、私立大学と国立大学の特徴や学費の差額、大学に通いながら一人暮らしをするために必要なコストについてご紹介します。

私立大学と国立大学は、設立機関や運営元が異なります。まず私立大学は個人や企業によって創立・設立され、運営は学校法人が担っています。

例えば、早稲田大学は大隈重信が創立、慶應大学は福沢諭吉が創立した話が有名です。また企業が設立した大学には、トヨタ自動車が設立した豊田工業大学や日本通運が設立した流通経済大学などがあります。

一方国立大学は国や地方自治体が設立し、運営しています。国立大学は、個人や企業が文部科学省に申請して設立する私立大学とは異なり、法律により国の意思として直接設立・設置される大学です。

受験という観点での特徴は、科目にあります。私立大学は3科目でも受験できる大学が多いので、自分の得意科目に絞り込んで受験することが可能です。

一方で国立大学は5教科7科目以上受ける必要があり、幅広い知識を要します。また入試形態も限られているため、受験のチャンスが少なく、狭き門というイメージを持っている方も多いでしょう。

入学後について比較すると、学費の面で国立大学は私立大学に比べ安い点が特徴です。また学内の設備に関しては、国立大学は国の補助を受けて設備が整えられているため研究設備が充実し、図書館の蔵書が豊富であることが多い点も特徴といえます。

しかし、私立大学にもよい点はあります。大学数は私立大学のほうが圧倒的に多いため選択肢が豊富で、それぞれの大学の特色をもとに自分に合った大学を見つけられます。

大学の特色としては、学部やゼミのほかにも部活やサークルなどがあげられます。また立地のよさやキャンパスのきれいさをうたっている大学もあります。