ドン・キホーテvsセブン-イレブン ミックスゼリーに入るみかんや桃はどっちが多い?【独自目線でジャッジ】

AI要約

シンガポールでの果物消費量を懐かしむ筆者が、日本で高価な果物を我慢するためにミックスゼリーを食べ比べる

ドン・キホーテとセブン-イレブンのミックスゼリーを比較し、黄桃好きはドン・キホーテ、パイナップル好きはセブン-イレブンがおすすめ

食感や味、価格を考慮して、ドン・キホーテのミックスゼリーがコストパフォーマンスに優れているという結論に至る

ドン・キホーテvsセブン-イレブン ミックスゼリーに入るみかんや桃はどっちが多い?【独自目線でジャッジ】

【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】ミックスゼリー編

 暑い日が増えてきました。水分がたっぷりなジューシーな果物がおいしい季節です。シンガポールに住んでいた時には毎日マンゴーやバナナ、キウイなどを数個は食べていたというのに、日本では果物が高くて手に入りません。

 そこで、みかんやパイン、りんごなどのゼリーを食べて我慢しています。冷やすとゼリーはぷるんとした口当たりが、より涼しくしてくれます。だから、私はコンビニ、スーパーのミックスゼリーはすべて試してみました。

 今回は、ミックスゼリーを「ドン・キホーテ」と「セブン-イレブン」で比べてみます。

■黄桃好きはドン・キホーテを

 ドン・キホーテは、「情熱価格 ゼリーがド好物!な担当者が果肉の食感を最大限に引き出した食べ応えド充分ゼリー」という長いネーミングが書かれています。内容量は230グラムで98円(税別)です。安くて大きいという第一印象です。これは、長崎市にある株式会社たらみが、ドン・キホーテとコラボしたものです。ちなみにたらみは、コンビニのニューデイズなどでも単独で販売しています。144キロカロリー、タンパク質0.3グラム、脂質0.1グラム、炭水化物35.8グラム、食塩相当量0.2グラムです。

 セブン-イレブンのプライベートブランド「セブンプレミアム」は「くだもの充実ミックス」。210グラムで178円(税別)です。ドン・キホーテより量は少なくて高めです。120キロカロリーで、タンパク質0.4グラム、脂質0グラム、炭水化物30グラム、食塩相当量は0.2グラムです。

 全部お皿に取り出して比較してみると、パイナップルはセブンが2個、ドン・キホーテは1個。みかんはセブンが4個、ドン・キホーテは、小さめが6個、白桃はセブンが3個、ドン・キホーテは、大きめが1個でした。白桃はセブンは大きめ1個が3つに切られていてくっつけるとほぼ同じ大きさです。味もそれなりにいいです。

 ただ、ドン・キホーテは黄桃が入っています。ドン・キホーテは桃へのこだわりがあるようで、どちらも大きいので歯応えがあります。

 一方、セブンのパイナップルは食べ応えがあります。セブンはパイナップルが売りで、黄桃が好きな人はドン・キホーテを選ぶといいかもしれません。

 食感は、セブンは硬くて、スプーンで何度かたたかないと崩すことができません。口の中に入れてみると、味が濃くて酸っぱさの中に少し甘さが混じったような感じです。

 みかんは、どちらも大差ないですが、セブンは大きいのと小さいのがありました。ドン・キホーテはやや小さめで統一されています。どちらがいいのか、迷います。缶詰の黄桃とパイナップルの値段を比較して、高いほうがゼリーに入っていると、それを選んだほうが得ですね。でも、ドン・キホーテが安いので、しばらくはこちらを選びたいと思います。

(柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)