カーボンの外装と黒&赤の内装 日本で32台だけの特別なアルファ・ロメオ・ジュリア&ステルヴィオ・クアドリフォリオが登場

AI要約

アルファ・ロメオによる限定車「スーペル・スポルト」の予約受付が開始された。

ミッレミリア初制覇へのオマージュとして作られた世界限定モデル。

インテリアの赤が映えるスポーティな仕様や、日本市場に割り振られる台数などについても詳細が明らかにされた。

カーボンの外装と黒&赤の内装 日本で32台だけの特別なアルファ・ロメオ・ジュリア&ステルヴィオ・クアドリフォリオが登場

現在のアルファ・ロメオは日本市場で、スポーツ・セダンの「ジュリア」、同じプラットフォームを使うSUVの「ステルヴィオ」、CセグメントSUVの「トナーレ」を販売している。さらに、公式サイトのラインナップには、日本導入時期を未定としながらもCセグメントSUVのジュニアも掲載されており、こちらの導入も近いかもしれない。

◆スーパー・スポーツを名に持つ

今回、ジュリアとステルヴィオの最速最強モデル、クアドリフォリオに限定車の「スーペル・スポルト」(Super Sport)が設定され、その予約受付が開始された。

◆ミッレミリア初制覇へのオマージュ

世界限定モデルとなるスーペル・スポルトは、アルファ・ロメオが「6C 1500 Super Sport」で1928年に開催されたミッレミリアの第2回大会を初制覇した、その歴史的な勝利へのオマージュが捧げられたモデルだ。

エクステリアは、デザイン部門の「チェントロ・スティーレ」がクアドリフォリオのロゴをブラック基調としたことを再解釈。フロント・グリルとドア・ミラーにカーボン素材が使われ、レーシーな雰囲気を漂わせている。また、ブラックのブレーキ・キャリパーと「Super Sport」特別エンブレム、ネームプレートを備える。

◆赤が映えるインテリア

インテリアには、アルファ・ロメオとして初採用のレッドステッチ・アクセントが施された3D仕上げのカーボンファイバーがダッシュボード、センターコンソール、ドア・パネルに配置され、よりスポーティなムードを放っている。また、ヘッドレストに、専用の赤いロゴステッチとシリアルナンバーが刺繍され、限定車ならではの特別感を漂わせている。そのほか、スポーツ・レザーシート(6ウェイ・パワーシート、シートヒーター付き)、ステアリング・ヒーターなども備わる。

ボディカラーは、「ブルカノ・ブラック」、「エトナ・レッド」の2色設定で、いずれも別途塗装代が必要となる。

世界でジュリアが275台、ステルヴィオが175台用意されるうち、日本市場には、ジュリアが30台、ステルヴィオが2台割り振られる。

価格は、ジュリアが1445万円、ステルヴィオが1491万円となっている。

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)