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アロハシャツで南国ムード 「夏らしい服装でお迎え」和歌山・白浜
和歌山県白浜町で町職員が恒例のアロハシャツを着用し、南国ムードを盛り上げている。
アロハシャツの着用は40年以上の歴史があり、職員が自費で購入し着用している。
新型コロナウイルス禍で一時的に観光客数が落ち込んだが、昨年には前年比86%の回復を達成した。
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関西有数の観光地として知られる和歌山県白浜町で今月、町職員が恒例のアロハシャツに衣替えした。約40年間続けており、南紀白浜観光協会や町商工会、白浜温泉旅館協同組合なども協力して会員・組合員や職員らが着用し、南国ムードを盛り上げている。9月30日まで。
同町のアロハシャツ着用は昭和59年にスタート。当初、職員は町製作のシャツを着用していた。その後、財源確保が難しくなり、平成10年から職員がそれぞれ自費で購入し、好きなデザインを着用している。期間は当初6月1日~8月31日だったが、12年から9月末までに延長した。
町役場では、職員らが思い思いのアロハシャツで勤務。町内には衣料品店が少なく、インターネット通販で購入するケースも多いという。
新型コロナウイルス禍で一時落ち込んだ同町の観光客数は昨年、コロナ禍前の令和元年(平成31年、344万9090人)の約86%となる295万6194人に回復した。
町職員3年目の観光課観光商工係主事、石井里沙さん(22)は「アロハシャツは持っていなかったが、役場に入ってから購入し、6着ある。気に入った1着を中心に着用している」といい、「夏らしい服装で観光客をお迎えします」と話していた。