前日午後2時に発表…4月に運用開始『熱中症特別警戒アラート』市町村が指定する“クーリングシェルター”とは

AI要約

2024年4月からは、特別警戒アラートが始まり、熱中症への警戒が強化される。

熱中症警戒アラートの回数が増加し、特に危険な暑さに対する警戒が行われる。

クーリングシェルターの指定が進み、暑さへの対策が徐々に強化されている。

前日午後2時に発表…4月に運用開始『熱中症特別警戒アラート』市町村が指定する“クーリングシェルター”とは

 2024年4月から暑さについて「特別警戒アラート」の運用が始まりました。熱中症への警戒を呼びかけるものとしては、3年前に始まった「熱中症警戒アラート」もあります。

 熱中症警戒アラートは「気温が著しく高くなり(熱中症による)健康への被害が生じるおそれがある」という発表で、2023年は愛知で28回、岐阜で9回、三重で34回出されました。

 熱中症警戒アラートの回数は全国的にも増えていて、2024年4月からこれより一段階上の「特別警戒アラート」の運用が始まりました。

 どちらも危険な暑さの情報ですが「気温が『特に』著しく高く、健康に『重大』な被害のおそれがある」として「過去に例のない広域的な危険な暑さ」への警戒を、前の日の午後2時に発表することになっています。このアラートが出た際の暑さは相当危険ということになります。

 クーリングシェルターは事前に指定して、この特別警戒アラートのときに開放することが義務付けられる場所です。

 これまで公表されているのは、公共施設を中心に愛知で294カ所、岐阜で89カ所、三重で164カ所で、今後さらに指定が進む見込みです。