札幌「YOSAKOIソーラン祭り」閉幕 「平岸天神」が大賞

AI要約

第33回YOSAKOIソーラン祭りが札幌市で5日間にわたり開催され、2万5千人の参加者が熱気あふれる踊りを披露した。

最終日は11チームが競い合い、札幌市の「平岸天神」が大賞に輝いた。釧路市のよさこいチームのメンバーは観客との距離の近さを楽しんだ。

名古屋市の女性も初夏の札幌で愛知県のチームを応援し、お祭りを楽しんだ。

札幌「YOSAKOIソーラン祭り」閉幕 「平岸天神」が大賞

札幌市の初夏を彩る「第33回YOSAKOIソーラン祭り」(組織委員会など主催)は9日、5日間の日程を終えて閉幕した。最終日はあいにくの小雨模様とったが、国内外から参加した255チーム約2万5千人が、市内15会場で熱気あふれる踊りを披露し、観客を魅了した。

最終日は大通公園の会場で1次審査とセミファイナルを勝ち抜いた11チームがステージに立った。審査の結果、札幌市の「平岸天神」が7年ぶり11回目の大賞に輝き、札幌市の「北昴」と室蘭市の「室蘭百花繚乱」がそれぞれ準大賞に選ばれた。

釧路市のよさこいチームで20年近く踊っているという会社員の石山江利子さん(40)は「観客との距離が近い中で120%の踊りができた」とにっこり。

愛知県のチームに所属する次女の応援に駆け付けたという名古屋市の60代女性は「初夏の札幌と一緒にお祭りを楽しませてもらった」と笑顔で話していた。