【蕎麦の実】は世界が注目する日本のスーパーフード!高栄養、血糖値を下げる…食べるメリットを専門家が解説

AI要約

蕎麦の実が注目を集めている理由や特徴について詳しく紹介されている。蕎麦の実は穀物ではなく疑似穀物であり、グルテンフリーであることが特徴的である。

蕎麦の実の健康効果や食べ方、他の穀物との組み合わせによる効果について述べられている。腸の健康を促進し、植物性食品の多様性を高めるために活用することが推奨されている。

蕎麦の実を積極的に取り入れることで、食事の幅を広げつつ、健康面でも多くの恩恵を受けることができるというメッセージが伝えられている。

【蕎麦の実】は世界が注目する日本のスーパーフード!高栄養、血糖値を下げる…食べるメリットを専門家が解説

小麦、お米、オーツ麦ほど人気ではなかった蕎麦の実が、今世界で注目を集め始めているという。全米最大の自然食品スーパー「ホールフーズ・マーケット」は、蕎麦の実が2024年の食品トレンドTop10に入ると予測しており、Googleでの検索数は以前に比べてはるかに急増したとのこと。

でも、蕎麦の実のなにがそんなに注目を集めているのだろう? 専門家たちが蕎麦の実を絶賛する理由をイギリス版ウィメンズから詳しくみていこう。

「蕎麦の実は穀物ではありません。どちらかというと、シード(種子)や疑似穀物の一種です」と説明するのは、『Living PCOS Free』を著書に持つ栄養士のロヒニ・バジェカル。疑似穀物は穀物として使用でき、栽培方法は蕎麦の実とは異なるが、キヌアやアマランサスも有名な疑似穀物。

バジェカルいわく、蕎麦の実は生と焙煎されたものがあり、丸粒や丸粒を割った割粒が販売されている。見た目は茶色くて、小さなピラミッドのような形をしている。他の穀物や疑似穀物と同様に、蕎麦の実を挽いて粉にした蕎麦粉や麺(伝統的な蕎麦の原料は、蕎麦粉と小麦粉)、パンとして販売されていることも多い。

蕎麦の実に小麦は含まれない。「蕎麦の実はグルテンフリーの種子なので、グルテンを含む穀物の素晴らしい代替食品です」と話すのは、栄養士のマズ・パックハム。グルテンフリーにこだわらない人も、普段の穀物の代わりに蕎麦を選ぶことは、食事の多様性を高めることにつながるそう。

研究によると、腸の健康を良好に維持するためのベストな方法は、週に30種類の植物性食品を食べること。また、蕎麦の実をお米や小麦など他の穀物と組み合わせて食べるようにすると、健康な微生物叢を育むのに有益だとか。

「週に30種類を食べるためにも、いろんな種類のシードやフレーバーと蕎麦の実を組み合わせて、食生活に植物性食品を豊かに取り入れていきましょう」とパックハム。