ニッチを家じゅうにつくってスッキリ。壁の厚みを有効利用して便利な収納スペースに

AI要約

ニッチを利用した収納方法について紹介。

ニッチの作り方や活用例、メリット、デメリットについて紹介。

特にキッチン横のパントリーのニッチや玄関のニッチについて詳しく解説。

ニッチを家じゅうにつくってスッキリ。壁の厚みを有効利用して便利な収納スペースに

壁の厚みを利用してニッチをつくると、収納スペースにもなってスッキリ片づきます。家づくりの際に、パントリーや脱衣所、階段など、さまざまな場所にニッチをつくった日刊住まいライターは、使い勝手のよさに大満足。詳しくレポートします。あわせて、ちょっと失敗したという点も紹介。

筆者は妻と子ども2人(11歳と7歳)の4人家族。家づくりの際に、28社のハウスメーカーを見学。3年前に地元工務店で、2階建ての注文住宅を建てました。

家づくりをしているなかで、ニッチの存在を知りました。ニッチとは、壁面にくぼみませてつくるスペースのこと。家具を置いたり棚をつくったりすると、出っ張ってしまいますが、ニッチなら、壁におさめることができます。

収納できるのに部屋が狭くならないことに魅力を感じ、家の各所にニッチをつくったのです。

思っていたとおり、それぞれの場所で活躍してくれています。ただ、一部改善したいところも。さっそく紹介していきます。

つくっていちばんよかったと思っているのは、キッチン横にあるパントリーのニッチです(写真)。このニッチのサイズは、縦80×横70×奥行き12cm。中にマグネットボードを張ったので、薄い紙ならマグネットで貼りつけておけます。

ここには子どもの行事などのプリントや、ゴミ捨て日程のカレンダーを、マグネットでとめています。またラップやキッチンペーパーホルダーもこの場所に。散らかりがちで、いざというときに見つからない、プリントの定位置ができました。

ここは、リビングからは死角になる位置。来客時に見栄えを気にする必要もありません。建て替え前の家では、冷蔵庫に貼っていて丸見えでしたので、とても満足しています。

玄関には家の形のかわいいニッチをつくりました。サイズは屋根の部分をのぞいて、縦20×横35×奥行き12cmです。

このニッチの部分だけクロスを周囲と変えていて、気に入っています。ここには自転車の鍵やオブジェを置いています。