3児の父・ノンスタ石田、会社に直訴し「週休2日制」実現 「子育ては芸人の育成や漫才と同じ」と語るワケ

AI要約

お笑いコンビ、NON STYLEの石田明さんは、3人の女の子の「父ちゃん」として子育てに取り組む姿勢を紹介。石田さんは会社に直訴し、「週休2日制」を実現し、子育てに時間を割いている。

石田さんは奥様との晩酌を通じて息抜きの時間を設け、日常の些細な会話を楽しんでいる。子どもたちの動画や写真を共有し合い、家族全体で楽しむ姿が垣間見える。

子育てに対する考え方や地元の友だちとの感覚の共有についても触れ、お受験や学校選びについての自身の考えを明かしている。

3児の父・ノンスタ石田、会社に直訴し「週休2日制」実現 「子育ては芸人の育成や漫才と同じ」と語るワケ

 お笑いコンビ、NON STYLEの石田明さんは、3人の女の子の「父ちゃん」です。コロナ禍では子育てにかける時間を確保するために会社に直訴し「週休2日制」を実現しました。子育ては周りの意見に振り回されず、親として自分が感じたことを大切にしているという石田さん。若手芸人の育成にも携わる中で感じた「人を育てること」への思いを聞きました。※<前編>ノンスタ石田が語る3人姉妹の子育て「一緒にいるときは僕が叱り役。ママには笑顔でいてほしい」から続く

■夫婦の晩酌が日課 何気ない会話が息抜きになる

―― 子育てのために「週休2日制」取り入れたそうですが、現在も継続中ですか?

  完全に週休2日というのは難しいこともありますが、休みはもらえるようにしていますし、運動会や発表会、面談などの行事はできる限り行っています。 

――奥様の息抜きのために、石田さんがしていることはありますか?

 家でゆっくりしてもらったり、僕が子どもを見ている間に1人で出かけてもらったりしています。あとは夜、2人で話す時間ですね。 1日の終わりに晩酌をしながらゆっくり話す時間は、奥さんも僕も大切にしています。

 話すといっても、本当に些細なことですよ。うちには僕ら夫婦と両方のじいじ、ばあばが参加している「仲良しファミリー」っていうグループLINEがあるので、そこに奥さんが送ってくれる子どもたちの写真や動画を見ながら「あれ、面白かったね」とか「いや、あの動画は面白かったけど、その前が大変だったんだよ」なんてこと話します。最近面白かったのは、三女の動画。幼稚園の送迎バスが来る直前なんだけど、呑気にキャンディーをなめてるんですよ。それを見た奥さんが「キャンディーなめながら幼稚園に行くの?」って聞いたら、ドヤ顔で「うん、バスまでね。バスに乗る前に、ママちゃんにあげよっかな~」って(笑)。表情と言い方が絶妙で、笑いました。

■叱らない子育て? うちの子見てから言ってください(笑)

――奥様以外に、子育てのことを相談する人はいますか?

 感覚を共有しやすいのは地元の友だちですね。芸能界にはお受験やインターナショナルスクールを考える人が多いですが、僕は「学校? 近くでええやん」という考え。人生って、この幼稚園に入れなかったから、この小学校に通えなかったからダメになったとかそういうものじゃないと思っています。