iOSのアプリアイコンをアニメ化? 自由すぎるバグが発見される
iOSのバグにより、アイコンアプリにアニメーションをつけることが可能になった
バグを活用することで、ユーザーの確認なしにアイコンを入れ替えることができる
iOSのアプリアイコンは通常は静止画だが、時計アプリとカレンダーアプリは動くアイコンがある
ソフトウェアのバグ報告。セキュリティがらみの脆弱性だとドキっとしますが、ちょっとユニークなものが発見されました。
ソフトウェアエンジニアのBryce Bostwickさんが発見したのはiOSのバグ。このバグを「活用」すると、iOSのアイコンアプリにアニメーションをつけられちゃうのです!
Bostwickさんが目をつけたのは、iOSの「Alternate App Icons」という機能。これは、アプリ開発者側がアプリに複数のアイコンデザインを仕込んでおくと、ユーザーがその中から好きなものを選べるいうもの。仕様として、ユーザーがアイコン変更を確認するという流れが入るのですが、Bostwickさんはこの確認をすっとばすことができるバグがあることに気づきました。
その結果、ユーザーの確認なしでハイスピードでアイコンを勝手に入れ替えることで、見た目上は動くアプリアイコンになるというわけ。
百聞は一見にしかず…。Bostwickさんが作ってみたのはこんなかわいい動くアイコン。
ホーム画面にアニメーションつきアプリアイコンが溢れたら、正直、目がチッカチカしそうですけど…。
緊急性はないにしても、Apple(アップル)もバグ対応に乗り出すと思うので、動くアイコンで遊べるのは今だけかも。
iOS 18では、アプリ配置が自由になる=空白もデザインできるようになるという噂があります。配置自由とアニメーション付きアイコンが一緒になったら、ホーム画面のカスタマイズもワンランクアップしそうですが…。
iOSのアプリアイコンは、ご存知の通り動きません。静止画です。が、実は、2つだけ公式に動くアイコンがあるのを知ってますか? 日常的なアプリで動くのが当たり前すぎて、逆にピンとこないかも?
正解は、時計アプリとカレンダーのアプリ!
時計アプリは、アイコンがそのまま時計になっているので、今の時間を表示します。時計の針は常に動いています。カレンダーアプリはアイコンが今日の日付を表示しています。つまり、1日1回動くということですね。
Source: Bryce Bostwick via 9to5Mac