20代女性社員が評価する「男女平等」な企業ランキングとは?

AI要約

オープンワークは5月21日に、20代女性社員の声をもとにした企業ランキングを発表した。外資系企業が上位を占め、P&Gジャパンや日本マイクロソフトがトップに位置している。

外資系企業は性別に関係なくチャレンジできる環境があり、透明性の高い評価が行われている。中古住宅のリフォーム企業カチタスも実力主義で評価されている。

企業の多様性や平等な昇進機会が重視されており、女性社員もキャリア成長を実感できる環境が整っている。

20代女性社員が評価する「男女平等」な企業ランキングとは?

 オープンワークは5月21日に、同社の運営する実際に働いた経験に基づく「社員・元社員の声」を共有するウェブサイト「OpenWork(オープンワーク)」に、2019年以降に投稿された20代女性社員(回答時現職)による会社評価レポート2万6674件をもとにした調査レポート「20代女性社員がキャリア成長を実感する企業ランキング」を発表した。

●1位P&Gジャパン、2位日本マイクロソフト、上位10社のうち7社が外資系

 同調査レポートでは、1位がP&Gジャパン、2位が日本マイクロソフトと外資系企業が上位を占めており、どちらも「20代成長環境」「人事評価の適正感」「待遇面の満足度」の3つにおけるスコア平均が4点超(5点満点)となっている。

 ランキングには、コンサルティング会社やテクノロジー関連企業といった、多くの外資系企業がランクインしており、上位10社中7社が外資系企業だった。社員クチコミでは、「男女関係なく仕事に挑戦できる」「女性だから、といった考え方はない」といった、性差のなさを挙げる回答が多くみられる。

 一方、多くの有名企業や大企業を抑えて3位にランクインした、中古住宅のリフォーム・販売を手掛けるカチタスのクチコミからは、入社後の早い時期から裁量を与えられ、実力主義で透明性の高い評価を受けられることが明らかになっている。こうした傾向は、他の上位にランクインした企業にもみられ、「チャレンジできる」「平等に昇給昇格機会がある」といった声が寄せられた。