1万円台で超小型ケース付き! 個性派イヤホン「Beats Solo Buds」を聴く

AI要約

Beats Solo Budsは、Beatsから新たに登場した左右独立型ワイヤレスイヤホンで、専用ケースに充電機能を省いてコストパフォーマンスを追求している。

ケースの小型化やカラーバリエーションの魅力、そして18時間の音楽再生など、新しいエントリーモデルの特徴を詳しく紹介している。

また、トランスペアレントレッドのデザインや、軽量なケースの使い勝手など、ユーザーにとって魅力的な要素が多数詰まった製品である。

1万円台で超小型ケース付き! 個性派イヤホン「Beats Solo Buds」を聴く

Beats(ビーツ)から新しい左右独立型ワイヤレスイヤホン「Beats Solo Buds」が6月20日に発売されました。専用ケースによる充電機能を大胆に省き、12,800円という魅力的かつ手ごろな価格を実現した、Beatsの新しいエントリーモデルを試してみました。

■Beats伝統のSoloシリーズに、待望のワイヤレスイヤホン登場

BeatsのSoloと言えば、ブランドの黎明期に立ち上がって以来、Beatsのファンを開拓してきた看板シリーズです。特徴は音質・デザイン・価格の3拍子がそろった、Beatsのエントリー層に刺激的なシリーズであるということ。ヘッドホンのラインナップには、5月にオンイヤースタイルの「Beats Solo 4」が加わったばかりですが、意外にも同シリーズの左右独立型ワイヤレスイヤホンはBeats Solo Budsが初めての製品となります。

カラーバリエーションは、マットブラック/ストームグレイ/アークティックパープル/トランスペアレントレッドの4色。今回は最も特徴的な、透明ケースのトランスペアレントレッドの実機を借りてみました。

イヤホン本体は透明ではなく、Beats Soloシリーズが伝統的に受け継いできたボールドで力強いレッドです。専用ケースがトランスペアレント(透明)なレッドで、ケースのフタにホワイトのブランドロゴを配置しています。左右イヤホンの側面にはボタン式リモコンを内蔵し、ブランドロゴの「b」をクリックすると音楽再生やハンズフリー操作のコントロールが行えます。

攻めのトランスペアレントレッド以外のカラバリは比較的落ち着きのある色合いなので、ビジネスシーンの装いにも合わせやすいと思います。

■バッテリーレスのケースで小型化。音楽再生は最大18時間

筆者は年間を通してたくさんのワイヤレスイヤホンを取材していますが、Solo Budsのあまりに小さなケースを目の当たりにした時には言葉を失いました。なぜこんなにケースが小さいのでしょうか?

答えは、ケース内蔵のバッテリーでイヤホンを充電する機能がないからです。イヤホンケースのUSB-C端子に電源ケーブルを接続すると、イヤホンに直接パススルー充電されます。ケースを含むイヤホンの重さを可能な限り軽くすることに注力したこのコンセプトは、とても斬新だと思います。片手に心地よく収まるサイズ感なので、いつも肌身離すことなく持ち歩きたくなります。