うまく活用できていないマーケティングツール1位は? コスト面や効果測定が課題?【インキュデータ調べ】

AI要約

売上高100億円以上の企業に勤務する106名のビジネスパーソンを対象に、「マーケティングツールに関する調査」が行われた。

調査では、CRMやBI、SFAなどのマーケティングツールが十分に活用されていない企業が存在し、主な課題はコストや効果の測定の難しさ、ツールの使いこなせなさなどであることが分かった。

外部コンサルに期待される効果としては、取得したデータの活用やマーケティング戦略の策定、データ分析とレポーティングの改善が挙げられ、調査結果に基づいた施策が重要であることが示唆された。

うまく活用できていないマーケティングツール1位は? コスト面や効果測定が課題?【インキュデータ調べ】

インキュデータは、「マーケティングツールに関する調査」を実施した。売上高100億円以上の企業に勤務するビジネスパーソン106名が回答している。

 

まず、マーケティングツールをどの程度活用できているかを聞くと、あまり活用できていない・まったく活用できていないの合計が最も高かったのは「CRM」で、38%となった。ついで「BI」が26%、「SFA」が23%と続き、いずれも有効な活用方法を見出せていない企業が一定数存在することがわかった。

マーケティングツールを利用する上での課題について聞くと、「コストが高い」が40.6%で最も多く、次に「効果の測定が難しい」が34.0%、「ツールを使いこなせない」が28.3%にのぼった。費用対効果や現実的な活用方法に課題を抱えている人が多いようだ。

また、外部コンサルに期待する効果やメリットとしては、「取得したデータの活用」と「マーケティング戦略の策定」が41.9%で同率1位となり、ついで「データ分析とレポーティングの改善」が40.5%と続いた。

 

・【調査期間】2024年4月4日~ 2024年4月8日

・【調査方法】インターネットによるアンケート調査

・【調査対象】売上高100億円以上の企業に勤務するビジネスパーソン(マーケティング、営業企画、販売促進、情報システム部門に所属)

・【調査会社】GMOリサーチ&AI

・【有効回答数】106人