夏帆「久しぶりに会ったはずなのにスッと友達同士」初共演の新垣結衣も「ずっと昔から知ってる」

AI要約

夏帆(32)と新垣結衣(35)が、映画「違国日記」の公開直前イベントで初共演を振り返り、10年以上ぶりの再会ながらもすぐに友達同士になれた様子が語られた。

新垣は、夏帆を昔から知っている人として感じ、共演することで安心感を得たと述べた。夏帆も同様の感覚を持ち、撮影中もスムーズにコミュニケーションを取れたと述べた。

2人は10代の頃に一緒に仕事をして以来、長い間交流はなかったが、お互いの存在が助け合いながら撮影を進めたことが語られた。

夏帆「久しぶりに会ったはずなのにスッと友達同士」初共演の新垣結衣も「ずっと昔から知ってる」

 夏帆(32)が29日、都内で行われた映画「違国日記」(瀬田なつき監督、6月7日公開)公開直前イベントで「すごく久しぶりに会ったはずなのに、スッと友達同士になれた気がした」と主演の新垣結衣(35)との初共演を振り返った。

 一方、新垣も夏帆を「ずっと前、昔から知ってる人という意識」と評した。

 「違国日記」は、ヤマシタトモコ氏の漫画の実写化作品。新垣は劇中で、少女小説家の高代槙生を演じた。ダブル主演の早瀬憩(16)演じる、両親を交通事故で亡くした15歳の田汲朝を引き取る役どころで、槙生にとって朝は大嫌いな姉の娘であり、めいの関係だ。夏帆は槙生の親友・醍醐奈々を演じた。

 司会のフリーーアナウンサー青木裕子(41)から2人に、初共演にあたって打ち合わせをしたかと質問が出た。2人は「打ち合わせは、してないねぇ」と口をそろえた。そして、新垣が「10代の時に、お芝居とはまた違うんですけど、お仕事はご一緒していて。そこから10年以上、共演することはなかったんですけど…何か、ずっと前、昔から知ってる人という意識があって」と夏帆を評した。そして「本読みが初顔合わせになったんですけど、その時から『わぁ、久しぶり』みたいな、距離がないみたいな感覚だった。夏帆ちゃんが醍醐を演じると聞いた時も、キャラクター的にもピッタリだと思ったのもありますし、シーン的にも原作ほど一緒のシーンは多くないけれど、醍醐と槙生の過ごした時間を表現する時に安心感を感じていた。不思議な感覚だった」と夏帆との関係性を評した。

 夏帆は「まさに、同じことを、すごく思っていて」と口にした。そして「この2人の空気感を短い時間、スクリーンの中で、どう表現できるかなとリハーサルの前に、いろいろ考えていた。実際に結衣ちゃんに会ったら、すごく久しぶりに会ったはずなのに、その時間を感じずに、スッと友達同士になれた気がして」と新垣の意見に同意。そして「アプローチをしたり話し合うことをしなくても、これで大丈夫だと撮影に入る前に思えた。不思議」と10年以上、時をへての再会、しかも芝居では初共演ながら、新垣との間に絆が、すぐにできたと強調した。

 その上で、夏帆は「10代の時に仕事をして、その後は、あいさつ程度で会う、すれ違ったことはあったけれど特別、何かお仕事をご一緒したりとか、いろいろ話したりとか、そういうことはなかったんですけど…ずっと見てきているから…かな?」と、抱いた率直な思いを新垣にぶつけた。新垣は「その感覚って、自分だけかも知れないって思うじゃないですか? 私は、すごく親近感を持っているけど、相手は、そう感じていないかも知れないって…ほんの、ちょっと思ったんですけど。顔を合わせたら、あぁ…やっぱり、みたいな気持ちがあって」と答えた。その上で「撮影に入ってからも、撮影の合間も醍醐として現場の空気を良く、華やかにしてくれた。槙生が醍醐に節目、節目で、すごく助けてもらっているんですけど、私自身も夏帆ちゃんの存在に、すごく助けられながら過ごしていました」と夏帆に感謝した。