「虎に翼」直言の最期…鈴木奈穂子アナ「思わず噴き出してしまう…」華丸「ほほ笑ましい」と感想

AI要約

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第43話では、主要キャラクターの1人、直言が病気で余命を悟り、家族との重要な会話が描かれた。

家族の複雑な感情や告白、最後の別れのシーンが描かれ、寅子の成長も描かれた。

情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けし、話題になっている。

「虎に翼」直言の最期…鈴木奈穂子アナ「思わず噴き出してしまう…」華丸「ほほ笑ましい」と感想

 NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜午前8時)の第43話が29日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

 ※以下ネタばれを含みます。

 あらすじは、直言(岡部たかし)は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断される。直言が大事なことを隠していたと知った寅子(伊藤沙莉)の様子がおかしいが、はる(石田ゆり子)や直明(三山凌輝)も声がかけられない。それから直言はみるみる衰弱。自分が長くないと悟った直言は家族を枕元に集める。直言の身勝手な言葉に怒った花江(森田望智)は寅子にきちんと怒って向き合ってほしいと頼む。

 直言は寅子に本当は花岡(岩田剛典)と結婚して欲しかったと思っていたことなど、さまざまな告白をする。一同は戸惑いながらも、最後は寅子も笑顔になる。数日後、直言は息を引き取る。

 博多大吉は「どうでしたか? お父さん」と朝ドラ受け。華丸は「ほほ笑ましかったですけどね、とても」と話し、鈴木奈穂子アナウンサーも「思わず噴き出してしまうシーンでしたけどね」と応じた。

 大吉は「まだ水曜日なんですよね。金曜日みたいな終わり方だなあと思って」と言うと、華丸は「金曜日に来られますから」と直言役の岡部たかしが、プレミアムトークに出演することを報告した。

 鈴木アナは「寅子は、優三さんについて、泣いてないですよね、多分まだ」と指摘した。華丸は「複雑な感情だと思います」とまとめた。

 同ドラマは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

 朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

 石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。