HKT48 世界的脚本・演出家の金沢知樹氏と組んだ舞台開幕「九州から世界で戦える役者を作る」

AI要約

 HKT48メンバー9人が出演する舞台「体育教師たちの憂鬱」が28日、福岡・レソラNTT夢天神ホールで初日を迎えた。

 同舞台は、世界で活躍する脚本・演出家の金沢知樹が代表を務める「株式会社にゃんにゃんカムカム」と、博多を拠点に活動するアイドルグループ・HKT48を運営する「株式会社Mercury」とのコラボレーション作品。

 HKT48のメンバーが活躍する舞台「体育教師たちの憂鬱」のストーリーについて紹介。

 脚本と総合演出を務める金沢知樹氏が、禁断の恋をめぐる事件を描く作品に込めた想いや本作の特徴について語る。

HKT48 世界的脚本・演出家の金沢知樹氏と組んだ舞台開幕「九州から世界で戦える役者を作る」

 HKT48メンバー9人が出演する舞台舞台「体育教師たちの憂鬱」が28日、福岡・レソラNTT夢天神ホールで初日を迎えた。

 同舞台は、世界で活躍する脚本・演出家の金沢知樹が代表を務める「株式会社にゃんにゃんカムカム」と、博多を拠点に活動するアイドルグループ・HKT48を運営する「株式会社Mercury」が本格タッグを組み、6月2日まで同所で上演される。

 HKT48の最新シングル「バケツを被れ!」でセンターを務める石橋颯、舞台の経験も多く力強い演技に定評がある豊永阿紀、牽引力があり金沢作品に何度も出演している常連の秋吉優花など、HKT48からオーディションで選抜された9人のメンバーが出演する。

 とある女子高の〝禁断の恋〟をめぐるストーリーが展開される同舞台。全国でもスポーツ学校として知られる女子高。部活に籍を置くものは、恋愛禁止を義務付けられていた。部活のレギュラーになれば特に厳しい。そんなある日、一冊の交換日記が見つかる。お互いの名前を明かしてはいないものの内容から、部活のキャプテンと顧問が付き合っていることが分かったのだ。犯人捜しをするうちに、次々と明らかになっていく様々な事件、そして隠された事実。果たして、禁断の恋を犯したのは、誰と誰!? 生徒と先生、そして交換日記が織りなす、ワンシチュエーション芝居も必見の作品となっている。

 脚本と総合演出を務める金沢知樹氏。普段は脚本家として活動しているが、2022年公開の映画「サバカン SABAKAN」では初めて監督を務め、地元である長崎県の長与町で全編撮影。23年、脚本を担当したNETFLIX「サンクチュアリ-聖域-」が、Asian Academy Creative Awards2023でBEST SCREENPLAY(最優秀脚本賞)を受賞している。

 金沢氏は「九州から世界で戦える役者を作る企画をHKTと始めます。とにかく、九州からちょっと大風呂敷広げます。この風呂敷が大風呂敷なのか、タイム風呂敷なのか、この1回目の試みをそして、どうか僕らの進む道がどこへ向かうのか、確かめてください」と力を込めて呼びかけた。

 石橋は「いよいよ本日から『体育教師たちの憂鬱』が始まりました。見ている側も息が詰まるような緊迫感。誰も予想しなかった展開が待ち受けていて、とってもヒヤッとする舞台になってると思います。ぜひお越しください」と話せば、豊永は「この作品は、ワンシチュエーションでありながら次々と発覚する衝撃の事実の数々に、一瞬たりとも目が離せません。ぜひ劇場にて結末を一緒に見届けてください」とアピールした。