『ときめきメモリアル』30年たっても衝撃的…ヒロインたちの「冷たすぎる名セリフ」の数々

AI要約

1994年5月27日にコナミから発売された『ときめきメモリアル』は恋愛シミュレーションゲームの大ブームを巻き起こし、30周年を迎えてファンからの盛り上がりを見せている。

ゲーム内容はヒロインたちとのデートやイベントを重ね、ときめき度を高めていくシンプルなもので、特に藤崎詩織からの冷たいセリフは印象深い。

詩織は容姿端麗で完璧な美少女として存在し、プレイヤーに冷たくあしらわれるセリフを吐くこともある。

『ときめきメモリアル』30年たっても衝撃的…ヒロインたちの「冷たすぎる名セリフ」の数々

 今から30年前となる1994年5月27日は、コナミ(現:コナミデジタルエンタテインメント)からPCエンジン SUPER CD-ROM2用ゲームとして『ときめきメモリアル』が発売された日だ。その後、『ときメモ』はプレイステーションやセガサターンといった家庭用ゲーム機に移植され、1990年代に「恋愛シミュレーションゲーム」というジャンルを確立し、大ブームを巻き起こした。

 30周年を迎えて、SNSなどではファンが盛り上がりを見せており、それぞれの思い出についての声が広がっている。

 ゲーム内容は、卒業式の日に伝説の樹の下で意中のヒロインから告白されるために、女性キャラたちとのデートやイベントを重ね、ときめき度を高めていくというシンプルなもの。

 ヒロインたちのときめき度が高ければ、キュンキュンするセリフが聞ける。しかし、デートをすっぽかしたり、要求を拒絶したりすると、ヒロインから冷たくあしらわれてしまったり、無言で侮蔑の視線を向けられたりすることもあった。特に、メインヒロインである幼なじみキャラの藤崎詩織からの「一緒に帰って、友達に噂とかされると、恥ずかしいし…。」というセリフは、プレイヤーにとって忘れられないものだ。

 そこで今回は、そんなヒロインたちの「冷たすぎるセリフ」の中から、特に印象に残った3つを紹介する。

 藤崎詩織は、主人公(プレイヤー)と家が隣同士の幼なじみのメインヒロインである。彼女は容姿端麗であり、成績優秀、スポーツ万能、そして性格まで優しいという完全無欠な美少女だ。その難攻不落さゆえに、ファンからは「ラスボス」とまであだ名されていた。

 セガサターン版『ときめきメモリアル ~forever with you~』では、プレイヤーから各ヒロインに告白できるシステムが追加されている。ステータスや好感度を満たすことで、告白成功となるが、嫌われている状態だと当然フラれてしまう。フラれるだけならまだしも、冷たいセリフを上乗せてくるヒロインも存在する。

 詩織に嫌われている状態で告白すると、「あなたと幼馴染みだっていうだけでも嫌なのに。それじゃ、さよなら。」とドぎついセリフを吐かれる。 幼なじみという特別な関係が、よけいに辛いと感じさせるセリフだ。

 ところが、詩織の声優を務めた金月真美さんは、朝日奈夕子役の鉄炮塚葉子さんとの対談企画で、前述の「友達に噂とかされると~」とともにこの「あなたと幼馴染みだっていうだけでも嫌なのに」のセリフがお気に入りだと明かしている。言われた側も言った側も、強烈に心に焼き付けられるセリフなのは間違いない。