さだまさしさん、「一番濃密な時間過ごした」千葉県市川市の親善大使に…川で泳いだ思い出も

AI要約

シンガー・ソングライターさだまさしさん(72)が市川市の市親善大使に就任した。長崎市出身で、市川市で20年間を過ごした青春時代を振り返り、市内の川での思い出を語った。

市制施行90周年を記念しての大使就任で、市長から委嘱状を受け取る。過去に市民文化賞を受賞したこともあり、感激を述べた。

今後の活動については、具体的な計画は未定。市川を舞台にした歌を作る提案に対し、照れくさいという理由を挙げた。

 シンガー・ソングライターさだまさしさん(72)が24日、千葉県市川市の「市親善大使」に就任した。この日は、さださんの全国ツアーの初日で、会場の市文化会館内で就任式を開いた。

 さださんは長崎市の出身で、中学時代に上京し、市川市に下宿。その後の約20年間、市内で住居を移しながら青春時代を過ごした。

 大使就任は、市制施行90周年を記念して市から依頼されていたもので、24日の就任式では田中甲市長から委嘱状を受け取った。市内の川で泳いだ思い出などを披露し、「15歳から35、36(歳)まで市川に暮らしたので一番濃密な時間を過ごしている」と回想。2002年に市民文化賞を受賞したことにも触れ、「本当に感激しました」と述べた。

 今後の活動については、「親善大使がどういうものか、市長と相談しないといけない」とした。報道陣から市内の伝承にちなんだ曲を作るよう水を向けられると、「言われてみれば、市川を明確な舞台にした歌はないですよね。あまりに身近すぎて歌うのが照れくさいというのがあったかもしれない」と答えた。