ファーストフード食べ続ける「スーパーサイズ・ミー」主演の映画監督が死去 53歳 がん合併症

AI要約

04年に公開された映画「スーパーサイズ・ミー」に主演した映画監督モーガン・スパーロックさんが、53歳でがんの合併症のため死去したことが明らかになった。

同作は、ファストフードのみを30日間摂取した結果を記録したドキュメンタリー映画で、アカデミー賞にノミネートされるなど話題となった。

映画は身体的・精神的変化を追跡し、17年には続編も製作された。

ファーストフード食べ続ける「スーパーサイズ・ミー」主演の映画監督が死去 53歳 がん合併症

 04年に公開された「1日3食・30日間、ファーストフードだけを食べ続けたらどうなるか」を記録したドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」に主演して一世を風靡(ふうび)した、映画監督のモーガン・スパーロックさんが24日、死去したことが明らかになった。53歳だった。遺族によると、23日にがんの合併症のため米ニューヨークで家族や友人に囲まれながら亡くなったという。

 ファストフードチェーン大手マクドナルドで提供される食品のみを摂取し、それに伴う自身の身体的並びに精神的な変化について記録した同作は、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされるなど、大きな話題を呼んだ。17年には続編も製作された。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)