はじめの1歩を踏み出したい人に…TAAC「静かにしないで」スタート

AI要約

TAAC「静かにしないで」が本日開幕。

コロナ禍によるフードデリバリーサービスの“その後”を描いた会話劇。

出演者やスタッフのコメントも掲載。

アフターイベントやリラックス・パフォーマンス公演も実施。

上演時間や公演期間の詳細。

作品情報や会場、スタッフ、出演者の一覧。

はじめの1歩を踏み出したい人に…TAAC「静かにしないで」スタート

「TAAC『静かにしないで』」が本日5月24日に東京・シアター711にて開幕した。

今作では、コロナ禍によって隆盛したフードデリバリーサービスの“その後”を描いた会話劇となる。上演に際し、作・演出を手がけるタカイアキフミは「いまを懸命に生きる人間たちを描けたと思っています。同年代の役者たちと同じ頂上を目がけて稽古に励んだ日々は、僕の人生にとってもかけがえのない豊かな時間でした。そして力強いスタッフ陣の素晴らしい仕事のおかげで、密度の濃い劇空間が生まれました。いま前を向いて生きることが難しい人、はじめの1歩を踏み出したい人、そんな方に届けたい物語です。この芝居で僕は僕自身を救えたように思います。ご来場心からお待ちしております」とコメント。

出演者の永嶋柊吾は「始まってしまったら終わるので本当は寂しいことのはずなのに、早く始まらないかなと待ち侘びる初日。無事でもなんでも、初日の幕が開くことはとんでもなくめでたくて、大切なことです。711。3人芝居。2024.5.24。僕にとって忘れない日になると思っています。この終わっちゃう毎日を、1人でも多くの方と共に過ごせますように」、小林リュージュは「今日初日を迎えます。一ヶ月の稽古はあっという間でした。今までタカイさんとカンパニーの皆さんと積み上げてきた物が、どのようにお客さんに伝わるのだろうと、期待と不安とありますが。楽しんでいただけるよう、皿海優朔として精一杯、一瞬一瞬を生きようと思います。劇場でお待ちしております!」、高畑裕太は「『静かにしないで』は、今までTAACを応援してくれた方にとっても、初めましての方にとっても、ご満足頂ける公演になっていると思えます。タカイアキフミさんの集大成でもあり、この公演に関わった全ての方にとって、新しく始まる人生の第一歩になれると、強く信じられる時間を過ごしました。『絶対に特別な公演にしたい。』と強く想っていましたが、その目標はちゃんと叶えられました。後は観てもらうだけ。6/2(日)までシアター711にて! 是非お待ちしています」とそれぞれの思いを語った。

なおすべての回で15分程度のアフターイベントが行われるほか、30日14:00開演回は劇場空間での観劇に不安がある人や観劇が初めての人も鑑賞しやすい“リラックス・パフォーマンス公演”が実施される。上演時間は約1時間30分、公演は6月2日まで。

■ TAAC「静かにしないで」

2024年5月24日(金)~6月2日(日)

東京都 シアター711

□ スタッフ

作・演出:タカイアキフミ

□ 出演

永嶋柊吾 / 小林リュージュ / 高畑裕太