11代目豊竹若太夫、西新井大師で襲名披露公演の成功祈願「若太夫という名跡に導かれた」

AI要約

4月に人形浄瑠璃文楽の大名跡を57年ぶりに継いだ、11代目豊竹若太夫(77)が6日、東京・西新井大師の参道でお練りを行った。

9日から千住「シアター1010」で行う襲名披露公演の成功祈願、沿道から「11代目」「若太夫」と声がかかると「ありがとうございます」と丁寧に返した。

10代目は祖父に当たるが「文楽は世襲じゃない。そこが普通の古典芸能と違う。自分で選んだというより、若太夫という名跡に導かれた」。国立劇場が改装中だが「北千住という下町の活気があるところでやるのは、意義がある」と話した。

11代目豊竹若太夫、西新井大師で襲名披露公演の成功祈願「若太夫という名跡に導かれた」