筒井真理子、映画批評家大賞の主演女優賞「心から光栄」映画「波紋」で新興宗教にはまる主婦を好演
女優の筒井真理子が第33回日本映画批評家大賞の主演女優賞を受賞したことを喜んで報告。
映画「波紋」での演技が高く評価され、新興宗教にはまる主婦をブラックユーモアを交えて演じたことが注目された。
選考委員の伊藤さとりさんも筒井の演技力を絶賛し、筒井自身は個性がないと感じながらも、演じる役を探っていく作業が面白いと語った。
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女優の筒井真理子が22日、都内で「第33回日本映画批評家大賞」授賞式に出席し、「波紋」(荻上直子監督)で主演女優賞を受賞した。
「波紋」は社会風刺を交えた物語で、筒井は新興宗教にはまる主婦をブラックユーモアたっぷりに演じた。息子役を演じた磯村勇斗から花束を受け取り、「賞をいただくために芝居をしたことはないですが、賞をいただくとうれしいですね。心から光栄に思います」と喜びを語った。
選考委員の伊藤さとりさんは「筒井さんは、演技の引き出しがたくさんあり過ぎて、いくつ持っているんだろうと感心します」と演技力を絶賛。筒井は「私は自分自身、いつも個性がないと思うんです。だから演じる役を探っていく作業が面白い」と思いを明かした。