櫻坂46『自業自得』フォーメーション分析 三期生 山下瞳月センターが意味するものとは

AI要約

櫻坂46が6月26日にリリースする9thシングル『自業自得』の選抜メンバーが、5月19日深夜放送の冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』で発表された。

今作のセンターは三期生の山下瞳月であり、期待の表れとして注目されている。

山下が過去の活躍からメディアでの姿まで幅広い一面を持ち、明るい未来に向かって歩んでいる。

櫻坂46『自業自得』フォーメーション分析 三期生 山下瞳月センターが意味するものとは

 櫻坂46が6月26日にリリースする9thシングル『自業自得』の選抜メンバーが、5月19日深夜放送の冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系/以下、『そこさく』)で発表された。

 過去作でセンターを務めたメンバーの姿が映し出された今作のティザー映像がグループX(旧Twitter)にて公開されると、映像が意味するものが何なのか、ファンの間では様々な考察がなされてきた。集大成的な意味にも取れるし、これまでの歴史を踏まえた再出発とも捉えられる。実際、蓋を開けてみると、それは後者だったと言えよう。今作でセンターを務めるのは三期生の山下瞳月。昨年の1月の加入した三期生が表題曲でセンターを務めるのは今回が初めてとなる。加入から約1年半という期間でのセンター抜擢は、それだけ期待の表れであるように感じる。

 山下は6thシングル『Start over!』収録の三期生曲「静寂の暴力」ではセンターに選ばれているように、多くの場面で三期生の先頭を切って走ってきた。「静寂の暴力」は三期生の楽曲の中でも最高傑作との呼び声も多く、アイドルになってまもないメンバーのピュアリティと孤独と向き合い続けるストイックさが合わさり、高い完成度の作品となっている。特にその真価が表れていたのが、昨年11月に開催された『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』だ。静寂に包まれる中、その中心に立っていた山下の説得力のある気迫を感じさせるパフォーマンスは目を見張るものがあった。

 パフォーマンスでは何かに憑依されているかのような佇まいを見せる山下だが、メディア、特に『そこさく』で見せる姿は無邪気な19歳そのもの。おっとりとした佇まいとは裏腹のキレキャラも板についてきており、バラエティでも徐々に多彩な一面を見せ始めている。

 センターに決まった直後の番組内インタビューでは、「不安はもちろんあるんですけど、三期生も加入して1年経つので、三期生だからって甘えずに、櫻坂46の名に恥じないように素敵な作品を作れるように盛り上げていきたいです」と動じずにまっすぐと言葉を伝えていた山下。7thシングル『承認欲求』表題曲ではセンターの森田ひかるの隣のポジションを経験しており、その経験も確実に活かされるはずだ。山下が見据えるのは、櫻坂46の明るい未来。彼女にはその光り輝く道筋が見えているはずだ。