ツアーガイドのアライグマと廃遊園地を探索するホラーゲーム『Indigo Park: Chapter 1』が無料リリース。海外ストリーマーによる初作品、チャプター2制作に向けたクラファンも実施中

AI要約

UniqueGeese氏がリリースした無料ホラーゲーム『Indigo Park: Chapter 1』は、廃遊園地を探索するストーリーで、クラウドファンディングも実施中。

ゲームではAIツアーガイド「ランブリー」に導かれながらパズルを解き、収集品を回収する要素がある。

クラウドファンディング目標額や支援プランなど、ゲームの制作や発展に関する詳細も紹介されている。

ツアーガイドのアライグマと廃遊園地を探索するホラーゲーム『Indigo Park: Chapter 1』が無料リリース。海外ストリーマーによる初作品、チャプター2制作に向けたクラファンも実施中

アメリカ・イリノイ州を拠点にストリーマーやグラフィックデザイナーとして活動するUniqueGeese氏は日本時間5月19日(日)、奇妙なツアーガイドと廃遊園地を探索する無料ホラーゲーム『Indigo Park: Chapter 1』をリリースした。

本作はでPC(Steam)向けに配信中。執筆時点で対応言語は英語のみとなっている。また、本作は分割チャプター形式を採用しており、チャプター2の制作に向けたクラウドファンディングも日本時間6月17日(月)23時30分まで実施中だ。

『Indigo Park: Chapter 1』は、かつて人気を誇るも不可解な事件によって閉鎖されたテーマパーク「インディゴパーク」を舞台に、アライグマのAIツアーガイド「ランブリー」に導かれながらパーク閉鎖の理由を解明していく作品である。

作中ではランブリーに導かれながら廃墟と化したパーク内を巡り、収集品を回収。ときにはパズルにも挑戦しながら電力の復旧を目指す。通電していないはずのパーク内でランブリーがなぜ活動できるのかは不明だが、

なお、Steamストアページの説明文では、昨今におけるAI生成技術の状況を鑑みた注意書きとして、画像・音声などのAIを一切使わず人間の声と2Dアニメーションの組み合わせでランブリーを制作したことも記載されている。

公開されている第1章は約1年と少しほどかけて制作されたUniqueGeese氏の初制作タイトルであり、公式ゲームプレイ動画の説明文で「バグや不具合はあるが、それでも愛の結晶です」と言及されていた。

加えて、Kickstarterのプロジェクトページでは、予算を確保できれば6月初旬から開発を開始し、新エリア・新キャラクターの追加とゲーム自体の改良につなげたいとの考えも示しており、十分な熱意を持って制作に取り組んでいたようだ。

チャプター2制作に向けたクラウドファンディングは5万ドル(778万円)を目標としており、未達成で終了した際に全額を返金する“All or Nothing”形式で実施されている。

支援プランは最低8ドル(1246円)から用意されており、リリース時にSteamキーを受け取れる。チャプター2については最低8ドルからの有料販売となることも示されているため、開発の予算や規模によっては割安での購入となる可能性を含むという。

上記のほか、上位プランではチャプター1の限定サウンドトラックCDやアートブック、ゲーム内における看板・掲示板へのクレジットなどの特典も用意されている。まずはチャプター1を遊んでみて、興味があればチャプター2制作への支援も検討してみるとよいだろう。