「死ぬことに慣れなければならない」…ポン・ジュノ監督新作『ミッキー17』予告編公開

AI要約

ポン・ジュノ監督の新作映画『ミッキー17』の予告編が公開された。映画は未来を舞台に、氷の惑星を植民地化するために派遣された「使い捨て人間」の物語を描く。

ロバート・パティンソン演じる主人公が17回死ぬという独特な設定が登場する。物語はマルチプルと呼ばれる複製された人間の運命や、二人のミッキーが向き合う緊迫した展開にも注目が集まる。

映画にはロバート・パティンソンやスティーヴン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロなどが出演し、来年1月28日に韓国で公開される予定だ。

「死ぬことに慣れなければならない」…ポン・ジュノ監督新作『ミッキー17』予告編公開

 【NEWSIS】ポン・ジュノ監督の新作映画『ミッキー17』の予告編が18日に公開された。

 ワーナーブラザーズ・コリアは18日午前、動画投稿サイト「ユーチューブ」などを通じて『ミッキー17』の公式予告編を公開した。昨年45秒の先行公開予告編を披露して以降、2本目の動画だ。

 同作は、ポン監督が『パラサイト 半地下の家族』(2019)後に久々に披露する映画。作家エドワード・アシュトンが2022年に発表した小説『ミッキー7』が原作だ。未来を舞台に、氷の惑星を植民地化するため派遣された「使い捨て人間(エクスペンダブル)」の物語を描く。

 今回公開れた1分56秒の予告編には、俳優ロバート・パティンソンが演じるミッキー・バーンズがエクスペンダブルに志願し、宇宙に向かう姿などが収められている。原作でミッキー・バーンズが7回死ぬのとは異なり、映画では17回死ぬことになる。こうして複製された人間は「マルチプル」と呼ばれる。

 予告編には「究極の作業になるだろう。死ぬことに慣れなければならない」「あなたが死ぬたびにわれわれは新しいことを学び、人類は進歩する」「わたしのデータが保存されたら、完全に新しい体を得る」「種を繁栄させ、新たな惑星を開拓しよう」などのセリフがある。

 ところがマルチプルが違法化され、すべて除去しなければならない状況になり、一連の過程の末に二人のミッキーが相手の存在を知ることになる中で展開するストーリーが盛り込まれている。そして「どちらか一人は死ぬべき」というセリフもある。

 同作にはロバート・パティンソンのほかスティーヴン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロらが出演する。来年1月28日、世界に先駆けて韓国で公開される。