上沼恵美子が“激怒”した意外な相手 廊下で呼び止め問いただすも…実は誤解で「ごめんなさいね」

AI要約

上沼恵美子が過去に山口美江さんとの誤解から激怒した体験を告白。

二人のやりとりや誤解が解けたエピソードを明かし、結果的に仲良くなったことを振り返る。

上沼は山口さんの遺志を思い、会えないことで寂しい気持ちを表現。

上沼恵美子が“激怒”した意外な相手 廊下で呼び止め問いただすも…実は誤解で「ごめんなさいね」

 タレントの上沼恵美子が16日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜正午)に出演。2012年に死去したタレント・山口美江さんに誤解から“激怒”したことを明かした。

 漫才時代の相方である姉の肌がきれいという話から、上沼は「亡くなった山口美江ちゃんもきれいだったね。覚えてる?」と山口さんの名前を口にした。シャンプーハット・てつじが「しば漬け食べたい」と山口さんの人気を決定づけたCMのフレーズを挙げ、上沼は「そう。“しば漬け食べたい”亡くなったのよね。みんな亡くなっていくのは嫌よな」と悲しんだ。

「美江ちゃんとは仲良かったのよ」と共演した番組で旅に行ったりしたという上沼。「1回ケンカしたことあるわ。ケンカじゃなくて……。山口美江ちゃんがどっかで何か言うてて」と明かし、てつじとABCの北村真平アナウンサーが驚く中、「司会者の“上沼恵美子”をアルファベットにするとなんや、E.Kや! “司会者のE.Kが嫌いだわ。何よ、あの人わ”みたいなことを美江ちゃが言ってたって」と回想。

「私も気が強かったね」という上沼は、旧社屋時代のNHK大阪の廊下で山口美江さんを見つけると、「ちょっと」と呼び止めたという。「私もおっそろしいなあ。ヤンキーやんか。若かったというか」と振り返った上沼は、当時、まだ親しくなかったという山口さんに対し、「すいませんけどね。あなた、司会者のE.Kが嫌いって、私のことじゃないの?」と直接問いただしたという。

 山口さんは「いえ違います。違うんですよ」と否定したという。上沼は「だってE.Kって私じゃないの?」「違います。誰々さんです」というやりとりを振り返り、「“ああ~”って。(人が)違った。“ああ、ごめんなさいね。そうかと思って。ラジオのリスナーさんからはがきが来てね、“恵美子ちゃんの悪口言うてたわ、山口美江ちゃんが”言うて。“E.K、E.K、司会者の”って。“ごめんなさいね”」と謝罪したという。

 すると、山口さんから「いいえ、全然全然、はっきり言えば良かったですね。イニシャルにしないで」と返されたという。上沼は「“なるほどなあ。あの人も司会してるもんなあ”言うて。それから仲良くなったんやで、美江ちゃんと」と明かした。

 てつじから「会えて良かったですよね。会えてなかったらずっと(誤解していた)」と言われ、上沼も「会えて良かった。全然、違う番組で来てはって。“あれ山口美江さんちゃうかな”と思って、走って行って呼び止めたんやから」と振り返った。北村アナが「そこで言わんかったら、“ひょっとして私のことちゃうの”って思ったまま」と言うと、「ずっと思ってた。今でも思ってる」と同意した。

 てつじが「けど、呼び止められた山口さんはビックリしたでしょうね」と想像を明かすと、上沼は「ビックリしてはったわ。“怖い人やな”ってな」と打ち明けた。「せやけど良かったよ、かえって。違う人やってんけどね。良かったわ。そんな誤解があるから、解いといた方がええよ。美江ちゃんは死んじゃってるからさ、そのままになってみいな」と心情を吐露し、「(会えないと)やっぱり寂しいもんやな」と天国の山口さんを思っていた。