櫻坂46小島凪紗が明かす先輩メンバーとの関係性、受け継がれる“優しさ”はグループの財産

AI要約

櫻坂46の三期生が代々木第1体育館での単独ライブを成功裡に開催。メンバー同士の結束や先輩からのサポートについて語る。四期生オーディションへの期待も高まる。

小島凪紗(19)が腰の痛みにより欠席した代々木第1体育館公演でも、三期生の力強いパフォーマンスが光った。

先輩からの温かいサポートや和やかな雰囲気がグループの魅力となっており、小島は先輩への感謝と後輩への期待を語る。

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

 櫻坂46の三期生単独ライブが12日、13日に代々木第1体育館で開催された。10月に大阪城ホールでの追加公演も予定されている。代々木第1体育館公演の前に、小島凪紗(19)を取材する機会に恵まれた。

 三期生での単独ライブは、昨年11月から12月の「新参者」以来。小島は練習やリハーサルの日々を振り返り「本当に雰囲気がすごく良いんです」と明かした。 代々木第1体育館公演は、小田倉麗奈(20)向井純葉(18)が腰の痛みにより欠席した。小島は「気持ちは11人」と宣言し、ステージでは三期生の圧倒的な存在感と実力を見せつけた。さまざまな経験を重ね「新参者」当時よりも心に余裕が生まれたという。「より支え合って、1人で抱え込まずに負担を分散できていると思います」と話した。

 メンバー同士の温かい空気感や和やかさも、坂道グループの魅力の1つだ。小島は「櫻坂のメンバーって、カメラに映っている以上にいつも一緒にいるんです。なにより先輩方がすごく優しいんです」と笑顔。8月に開催した「9th Single BACKS LIVE!!」の楽屋でも、期別で固まることなく和気あいあいと交流していたという。

 「先輩方がいつも温かい空気感を出してくださって、久しぶりに会ったりしたらハグしてくださるんです。先輩方のことはもちろんすごく尊敬していて、そのうえで一緒に居てとても落ち着きます。なんでこんなに優しくしてくださるんだろうの連続です」と明かした。続けて「そういう先輩方の雰囲気に三期生も影響を受けて、今回より良い空気感でできたんじゃないかと思っています」と語った。

 先日も二期生の森田ひかる(23)が、三期生ライブのリハーサル中に差し入れをしてくれたという。「(森田が)お仕事終わりに来ていただいて、とてもおいしいスイートポテトをくださったんです。絶対にお忙しいのに、三期生1人1人に『頑張ってね』って言ってくださって…。本当に私たちは先輩方の優しさに支えられているんです」と力を込めた。

 三期生にとって初めての後輩となる、四期生メンバーのオーディションも現在行われている。小島は、部活動に取り組んでいた時期がコロナ禍だったことから「ちゃんと後輩ができた経験があまりなくて…。先輩になる自分の想像が付かないんです」と明かした。

 後輩の加入を前に、心に決めていることがある。「先輩方にしていただいたことを四期生にしてあげられたらと思っています」と話した。「優しく、よりメンバーを支えられる立場になれたらと思っています。四期生にはたくさん甘えてほしいです。それが今、一番の楽しみなんです」と満面の笑みを浮かべた。

 代々受け継がれていく「優しさ」は、何にも代えがたいグループの財産だ。【玉利朱音】