香取慎吾が「欽ちゃんのマネージャー役でゴールデンタイムのドラマ出演」をテレビマンはこう見た

実業家のひろゆき氏がＸで「24時間テレビで障害者を取り扱うなら、パラリンピックを中継すれば良いのに。。。」とポストしたり、やす子の24時間マラソンが台風10号が迫る中で敢行されたり、何かと話題になった『24時間テレビ47』。瞬間最高視聴率は、やす子がゴールした１日夜８時45分に記録した25.4%だった。

日テレ公式ＨＰによれば、「マラソン児童養護施設募金」の総額は４億3801万4800円。全国610ヵ所の児童養護施設に「必要なもの」を聞いたアンケート結果に沿って、年末から来年４月にかけてお届けするとのことだ。

◆「お話出来て嬉しかったなぁ」

やす子とは違った意味で注目を集めたたのが、元「ＳＭＡＰ」で俳優の香取慎吾（47）だった。香取は『24時間テレビ47』内のスペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん～萩本欽一を愛した女性～」に出演。伊藤淳史（40）演じる萩本欽一のマネージャーという役どころ。

「24時間テレビ」の出演は14年ぶり。しかも、’16年以来途絶えていたキー局のゴールデンタイム（夜７時～10時）のドラマへの出演とあって、ネット上には＜どんな力が働いてるの？＞などと歓声が上がったのだ。

放送後に香取は自身のインスタグラムを更新。萩本欽一役の伊藤と一緒に写った写真を公開し「合間合間にお話出来て嬉しかったなぁ、欽ちゃんのマネージャー役の香取慎吾です！」などと綴っている。

◆久々の復活コンビ

今回のゴールデン復帰は香取慎吾の今後にどう影響するのか。キー局プロデューサーは好意的だ。

「欽ちゃんとのご縁が『全日本仮装大賞』にあることは周知の通り。今年２月、３年ぶりに復活して話題となりました。ちなみに『24時間テレビ』と同じ日テレ系の番組で来年、記念すべき第100回が放送される予定になっています。香取はこの８月に『ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル』（フジテレビ系）に出演していますが、『24時間テレビ』で共演した伊藤とは’06年にフジテレビで放映された『西遊記』で共演。香取が悟空、伊藤が八戒で視聴者は“久々のコンビ復活”と好意的に受け止めていた。

いろいろなご縁が、彼の復活を後押ししているように見えます。事実、『ＮＥＷＳポストセブン』は“香取が来年１月期のフジ系のドラマで主演することが内定した”とまで書いていますから。『24時間テレビ』のドラマ出演がＳＮＳなどで話題になっていることをスポンサーはプラスに捉えますし、間違いなく良い方向に働くでしょう」

ちなみにこのドラマにはもう一人、香取と縁の深い人物が参加していた。昨年、一足先にプライムタイムの連ドラ『罠の戦争』（フジ系）で主演を務めた草彅剛（50）がナレーションを担当していたのである。

『24時間テレビ』に対する批判の嵐のなかから、香取がキー局のゴールデンタイムの連ドラ復帰に向けて漕ぎ出そうとしている。